メリケンガヤツリ   カヤツリグサ科


カヤツリグサ科はイネ科に似てはいますが、かなりの点で異なっているようです。

メリケンガヤツリは去年もアップしましたけれども、復讐、いや間違えました^^; 復習のつもりでもう一度アップします。


佐鳴湖の北公園近くの空き地(造成予定地)で生えていました。去年と同じ場所です。やや湿ったと土地ですが、特に水が溜まりやすい低いところで生えています。去年は水が溜まっていました。今年は空梅雨気味なので水は溜まってはいませんでしたけれど。

メリケンガヤツリ(めりけん蚊帳吊)  別名 オオタマガヤツリ(大玉蚊帳吊)    カヤツリグサ科  
                        帰化植物  南米原産  世界中に帰化  日本へは1969年ごろ帰化


群生していました。

メリケンガヤツリ 群生 2014 6 17 up1




根元から数本の花茎が伸びています。多分一株だろうと思います。

メリケンガヤツリ 一株全体 2014 6 30 up2

この写真だけ今日撮影です。他のは6月17日です。草丈は30~40cmほどです。
花序の一部が茶色になっていて果実になって熟してきているようです。



花茎一本を

メリケンガヤツリ 根元近く 2014 6 17 up3

根元のほうにだけ葉がついています。花茎の断面は三角形で、イネ科とはその点でも異なっています。



花序全体

メリケンガヤツリ 花序 2014 6 17 up4

球形の花序が7つほどあります。葉のようなものは苞葉です。




一つ一つの花序を取り出して並べてみました

メリケンガヤツリ 花序 2014 6 18 室内 up6

画面右から左へ並べましたが、それぞれが花茎の下から上のほうに付いていたものです。
苞葉は下から上にかけて小さくなっています。




一つの花序を

メリケンガヤツリ 花序 2014 6 17 up5

一つの花序には20個以上の小穂があります。



一つの小穂を

メリケンガヤツリ 小穂 2014 6 18 室内 up7

一つの小穂は20個以上の小花(果胞)からなっています。



一つの小花(果胞)を

メリケンガヤツリ 果胞 2014 6 18 室内 up8

イネ科と違い穎がなく果実を保護しているのが一つの果胞です。
中に果実が入っています



果胞と果実と

メリケンガヤツリ 果胞と果実 2014 6 18 室内 up9

果胞は薄くて半透明です。




余談  蚊帳吊
昔は夏蚊帳を吊っていましたが、今はあまり見かけないのではないでしょうか。
夜蚊帳を吊る手伝いは子供たちの仕事でした。蚊帳は穴があき易く、蚊はその小さな穴を見つけて蚊帳の中に入ってくるんですよね^^; 寝るときに蚊帳の中に入るには蚊帳のすそをパタパタさせてそのあたりの蚊を追い払ってからさっと中に入っていたものです。暑い夜蚊帳は吊って、でも雨戸を開けたままにして風を通していますと、たまに蛍が迷い込んできて蚊帳に止まって光っていました。


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花 いろいろな色  白 黄 赤


いろいろな色の花。佐鳴湖の北公園で咲いていた花たちです。10日ほど前の撮影です。
まず白色から

ハンゲショウ(半夏生、あるいは半化粧)  別名 カタシログサ(片白草)   ドクダミ科  多年草

ハンゲショウ 2014 6 17 c

夏至から11日目を半夏至というそうで、そのころに花が咲くので半夏生というのだそうですけど。あるいは葉が半分白くなるので半化粧とも言う説もあり、名前の由来は「説」にとどまることが少なくありません。おそらくそうであろう、ということですね。
花が咲く頃花穂の傍の葉が部分的にあるいは全体的に白くなります。虫などにここに花が咲いているよと教えているサインですね。蜜標と同じことですね。
花が咲き終わると元の緑色に戻るというそうで、これもよくできた自然の仕組みだなぁと思います。



もう少しアップで

ハンゲショウ 2014 6 17 a

北公園内の池のほとりで咲いていました。、向こう岸なのでこれ以上近づいた写真は撮れませんでした。

ドクダミ科なのですね。臭気もあるそうです。
花が咲く頃葉が白くなるという点で同じなのがマタタビです。
半夏生は水辺とか湿地に生え、花が穂状ですが、マタタビは里山などで見ることができ、花が梅の花に似ていて、区別できます。
半夏生もマタタビも知っているよと少し誇らしげに言うことができ、うれしい。( ̄^ ̄)




次は黄色

キンシバイ(金糸梅)  オトギリソウ科   別名 クサヤマブキ(草山吹)  落葉小低木  帰化植物 中国原産

キンシバイ 2014 6 17 b

オシベの花糸が黄色できれいなので金糸、梅の花に似ているので金糸梅という名前になっているそうです。
ヒペリカムの仲間はたくさんあって区別が難しいです。これもキンシバイではないかもしれません。




アップで

キンシバイ 2014 6 17 b2

黄色の世界ですねぇ。
この写真は自己評価が高いです ( ̄^ ̄)



最後は赤色

シモツケ(下野)  バラ科   落葉低木

シモツケ 2014 6 17 c

平安時代の女流作家清少納言が書いた「枕草子」には、「草の花は、・・・シモツケ(下野)の 花、アシ(葦)の花・・・」とあるそうです。清少納言もよき花と愛でていたのですね。
仲間にはコデマリ、ユキヤナギがあります。

しもつけのくに(今の栃木県)に多くみられるため「しもつけ」という名前を貰ったようです。国の名前を付けてもらうなんてけっこう格が高いんですね。

左右で色がやや異なります。右側のほうが赤味がありますが、左側はしろっぽいです。花色は濃い赤から白まで変異があるそうです。
たくさんの(20本以上?)長いオシベが目立ちます。



近づいて。別の株です。 
シモツケ 2014 6 17 a

赤味が強いですね。




マクロで

シモツケ 2014 6 17 b

赤の世界ですね。葯も若いのは赤いです。花弁のもとのほうの丸い縁も濃い赤です。
花弁5枚、メシベも5本見えます。オシベ多数ですね。
植物的というより、なんだか動物的な色です。形も動物的に感じます。ゆえに人によっては好みが分かれるかもしれませんね。

シモツケはいつも行儀よく並んで咲いています。「きをつけぇ~っ、整列!」 ^^;



豆知識  しもつけ(下野)
昔、栃木県はしもつけのくに、群馬はこうづけのくに(上野)と呼ばれていました。
「しもつけ」は元は「しもつけの(下毛野)と言われていたのが「野」を省いて「しもつけ」となったそうです。
栃木、群馬は「毛野」と言われていた地方だったんですね。
「つ」は何かというと、意味としては「の」と同じ働きだそうです。意味的に書けば「下の毛野の国」、「上(かみ)の毛野の国」ですね。
「かみつけの」がなまって「こうづけの」となり省かれて「こうづけ」と呼ばれるようになったのだそうです。
なんだか書いていて「我ながら下手な説明だなぁ」と思う。分かりにくいよねぇ。

鬼怒川という川がありますが、もとは「けのがわ」だったんだそうです。へぇ~、ですね。


キクノハアオイとネジバナ


近くのあるお宅には少し贅沢な石垣とその上に石塀があります。石塀と石垣のわずかなすき間に先日アップしたキキョウソウとヒナキキヨウソウが咲いていたのですが、そこにキクノハアオイも咲いていました。ここのお宅はそのすき間に特に花を植えているようでもないのですが、雑草は抜いているものと思われます。しかしマツバウンラン、キキョウソウ、ヒナキキョウソウはかわいい花を楽しんでいるのかそのまま抜かないでいるようなのです。


キクノハアオイ(菊の葉葵)   別名 ツルアオイ    アオイ科    
                                   帰化植物  熱帯アメリカ原産  日本へは1910年代渡来

キクノハアオイ 1 2014 6 12 e

葉が菊の葉に似ているのでキクノハアオイという名前です。花径は1cmほどしかありませんが、橙色が目立ちます。
根元から放射状に数本のほふく茎を伸ばします。別名のツルアオイは茎がつる状であることによります。
高さは10cmあるかないかです。



キクノハアオイ 1 2014 6 12 a

若い果実。形がおもしろいです。菊の花状、あるいは車輪状です。




熟した果実とほふく茎

キクノハアオイ 1 2014 6 12 g

果実それぞれに20個ほどの種子ができます。
石垣の石の上を茎が伸びています。

名前が分からなかったので「何の草花?掲示板」で教えていただきました(追記)




次はおなじみのネジバナです

ネジバナ(捩花)  別名  モジズリ(捩摺り)   ラン科   在来種

ネジバナ 2014 6 20 a

近くの公園の芝生で咲いていました。この芝生にはニワゼキショウの仲間やツメクサが咲いていたところです。




近づいて

ネジバナ 2014 6 20 d

さすがランの仲間ということもあって、小さいながら可愛いです。
しかしなぜ捩れるのでしょうかねぇ。

このなぞに挑戦した中学生がいます。その研究結果が↓のサイトで見ることができます。
    こちら

素晴らしい!中学生といえどかなりの研究を行っていて賞賛すべきことですね。こういうことは学問ではなくて「科学する」ということではないかと思います。先人の業績・功績を勉強するだけでは進歩がないですもんねぇ。

花が捩れているのは茎自体が捩れているせいだということ。茎の内部の維管束も捩れているとのことですね。ここまで突きとめただけでもすごいことだと思います。

しかしなぜ維管束がねじれているのか、それはまだ解明できていないようです。なぜ維管束が捩れる必要があるのか。
ネジバナ自身に聞いてみないと分からないかも。あるいは花は可愛いけど、根性がひん曲がっているのかもしれません。なんていうことを言うとネジバナに失礼ですね。怒られそうです^^;

他のブログなど読むと「花が一方だけに咲くと傾くから」などとそれらしいことを書いているようです。これは誰かがそう言い出すと、他の方が安易に引用してしまい、結果的にその説が検証されないまま広まってしまう結果のようです。
多くの花は傾かないように手前側、向こう側、左側、右側などと花の重さが均等になるように(円錐状・円板状に)咲いています。先日(22日)のツボミオオバコもオオバコも茎の周囲にたくさん付いているのですが、捩れてはいません。捩れる必要がないのでしょう。
それにスズランとか鳴子ユリなどでは茎の一方側に咲いていますから、一方側に傾くのは決して避けなければならないことではないと思います。捩れる必要はないのですよねぇ。


ここで例によってゆたかの勝手な想像をめぐらすと、う~ん、難しいなぁ。そうです、難しいのは当たり前ですねぇ。

お、そうだ、捩れたほうが茎が風などの影響を受けにくい、あるいは引っ張っても茎の途中で切れず丈夫なのではないか。つまりですね、ロープが捩れていますよね。糸もそう。そのほうが丈夫なのですよね。維管束も捩れたほうが丈夫かもしれない。(しかし何故ネジバナだけが捩れているのか? )

うそだぁ、そんなことあるわけないよぉ。  ま、ゆたかの考えることはこの程度ということで・・・。


似たもの同士   オオバコとツボミオオバコ


オオバコと似ているものとしてはトウオオバコとかヘラオオバコ、あるいはセイヨウオオバコを考えていたのですが、この辺で見つからず、ツボミオオバコは見かけたので、今日はオオバコとツボミオオバコです。

オオバコ(大葉子)  別名 シャゼンソウ(車前草)   オオバコ科  在来種

オオバコ 葉 2014 6 17 up1

オオバコはたくましく、踏みつけに強いので道端だけでなく道じたいにも生えていることがあります。
昔子供の頃ウサギを飼っていて、そのえさとしてオオバコの葉をよく採ってきたものです。

なおこれはオオバコだと思います。セイヨウオオバコというのもあって似ているそうですけど。
公園で見つけました。



花  柱頭と葯

オオバコ 柱頭 葯 2014 6 17 up2

花穂の上のほう、白い細いブラシのようなものが柱頭で、下のほう花糸にぶら下がっているのが葯です。これだけだとまるでイネ科のようです。
花穂の長さは数cmほどでした。



花穂の下、花柄の部分

オオバコ 花 2014 6 3 up3

無毛です。ツボミオオバコは有毛です。




次はツボミオオバコ

ツボミオオバコ(蕾大葉子)   別名 タチオオバコ(立ち大葉子)   オオバコ科    帰化植物 北米原産

ツボミオオバコ 2014 6 3 北公園 up2

オオバコがあった同じ公園の芝生に混じって生えていました。しかしその後草取りで刈られてなくなってました。
これはまだ発育途中のもので花穂があまり長くはありません。葉がオオバコとはかなり印象が異なります。
葉とか茎に毛がたくさん生えています。




駐車場のへりで

ツボミオオバコとマツバゼリ 2014 5 25 up1

マツバゼリとのツーショットです。
このツバオミオオバコはかなり長くて20cm以上あったと思います。




有毛です

ツボミオオバコ 2014 6 3 北公園 up4

オレンジ色のものが花弁です。しかし花弁は開かず蕾の状態のままなのでツボミオオバコという名前です。つまり閉鎖花ということです。ほぼ9割が閉鎖花ということだそうです。ということは1割は花弁が開くのでしょうが、写真では分かりませんし、他の株でも気づきませんでした。


窓を開ければ  キキヨウソウとヒナキキョウソウ

 

  ♪   別れのブルース  ♪

   窓を開ければ 港が見える
   メリケン波止場の灯が見える
   夜風 汐風 恋風のせて
   今日の出船は どこへ行く

   作詞 藤浦 洸      作曲  服部良一     歌  淡谷のり子  

歌詞は途中までです。
懐かしい遠い昔の歌です。


先日、といっても先月の29日ですが、キキョウソウとヒナキキョウソウの花をアップしました。
そしてキキョウソウ、ヒナキキョウソウにも窓があるのですねぇ。

まず窓が開く前  まだ果実(種子)が熟していない状態

キキョウソウ 果実 閉 2014 6 12 f




窓が開きました

キキョウソウ 果実 開 2014 6 12 d

この窓「ビーナスの姿見」とも言われるそうです。
内部に種子が見えます。




別の角度から

キキョウソウ 果実 開 2014 6 12 e

2箇所開きます。 まるでブラインドが巻き上がるようです。
窓が開くと風が気持ちよく通ります。そしてその風で種子が撒布されるんですね。

   窓を開ければ 種子がこぼれる ♪




その種子は

キキョウソウ 果実 種 2014 6 12 e

まるで宝石のよう・・・
大きさ0.5mm





つぎはヒナキキョウソウ

ヒナキキョウソウ 果実 種  2014 6 13 a

窓が開いています。分かりにくいかもしれませんが。キキョウソウと違って果実の上部に開いたやや小さい楕円形の窓です。 多分種子は出て行ってしまった後だと思います



開く前の果実をアップで

ヒナキキョウソウ 果実 種 閉 2014 6 13 b




開いた窓

ヒナキキョウソウ 果実 種  開 2014 6 13 c

やはり2箇所窓が開きますから、向こうが見通せますので針の目(糸穴)のようにも見えます。キキヨウソウのようにやはりブラインドのように巻き上がってますがやや小さめですね。




種子

ヒナキキョウソウ 果実 種 2014 6 13 d

果実を縦に半分に割ってみました。やはり宝石のように美しい。



        ♪   心の窓にともし灯を  ♪

         いじわる木枯らし 吹きつける
         古いセーター ボロシューズ
         泣けてくるような 夜だけど  
         頬っぺをよせて ともしましょう
         心の窓に ともし灯を  
         ほら えくぼが浮かんで くるでしょう

     作詞 横井弘   作曲 中田喜直   歌 ザ・ピーナッツ

なつかしい歌! きれいなでも悲しい旋律ですね。
「古いセーター ボロシューズ」  こういう言葉が歌詞に歌われる時代でした。


コマツナギとセイヨウヒキヨモギ


コマツナギとセイヨウヒキヨモギ、似たもの同士でもありませんけど、おなじ空き地(造成地)で、見かけました。


コマツナギ(駒繋ぎ)   マメ科    落葉低木

コマツナギ 2014 6 3  a

草のようにも見えますが木本です。
去年撮った木と同じです。
名前の由来ですが、根や茎が丈夫で馬を繋ぐこともできるほどという意味らしいですが、なかなか響きの良い名前ですね。




もう一枚

コマツナギ 2014 6 3 b

右上縦長のはおそらくネズミムギです。
以上2枚の写真は6月3日撮影です。まだ咲き始めの頃です。




今日17日撮影 別の木

コマツナギ 2014 6 17 a

葉が一部黄色くなっています。かなり時期がすぎて咲き終わりに近くなっています。はじめの2枚の木は草刈でなくなっていました ^^;
去年あったトウコマツナギを探しましたが見当たらなかったです。残念。造成地なので伐られたのかも。




セイヨウヒキヨモギ(西洋引蓬)   ハマウツボ科     帰化植物  ヨーロッパ原産  1970年代に帰化を確認

セイヨウヒキヨモギ 2014 6 3 d

チガヤが群生していた空き地に一株だけ生えていました。草丈30cmほど。
名前がわからなかったので「何の草花?掲示板」で教えてもらいました。
半寄生という珍しい種です。他の草などの根から栄養を取るほか光合成もします。そのせいか心なしか葉が小さい。
そういうとヤドリギも半寄生ですね。
上のほうに毛のようなものが引っかかっていますが、チガヤの種(果実)です。

 


近づいて

セイヨウヒキヨモギ 2014 6 3 b

腺毛がたくさん付いています


各地でかなり増えているそうで、第2のセイタカアワダチソウとも言われていようですけど。






セッカニワゼキショウとツメクサ


セッカニワゼキショウは9日に去年撮影したものを載せましたが、12日幸いにして去年と同じ場所(芝生)で見つけました。
草刈でなくなったとばかり思っていました。その後茎が伸びたのでしょうか、ニワゼキショウとかオオニワゼキショウがほとんどなかったにもかかわらず多く咲いていました。


セッカニワゼキショウ(雪花庭石菖)   アヤメ科    帰化植物  北米原産  

セッカニワゼキショウ 2014 6 12 e

草丈は10cmもないぐらい低いです。花は1cmほどでオオニワゼキショウとほぼ同じぐらいでしょうか。
6枚花弁が見えますが、じつは3枚が花弁(少しだけ幅が狭いでしょうか)で3枚が萼です。真ん中に1本の筋があるのが特徴的です。花弁と萼をまとめて「花被片」というのだそうです。
去年のものは花被片が重なり合っているようでしたけど、今回見たものはすべて花被片の重なりがなく幅が狭かったです。
花を分解していませんけど、見た限りではオシベが3本目立ちます。




横から

セッカニワゼキショウ 2014 6 12 a

花被片下部がうすい黄色です。花被片の上部と下部の境のくびれが(殆ど)ないのはニワゼキショウに似ています。




公園内の道にもたくましく咲いていました

セッカニワゼキショウ 2014 6 12 c2

果実は3~4mmほどでニワゼキショウと同じぐらいか大きいようです。

      なお「続きを読む」のほうにセッカニワゼキショウのそのほかの画像をアップしました。




ツメクサ(爪草)  ナデシコ科     在来種かつ移出帰化植物  北米へ  

ツメクサ 富塚公園 シバフ  2014 6 12 g

セッカニワゼキショウと同じ芝生に生えていました。草丈は短いもののひょろひょろと伸びていました。
あるいはハマツメクサかも。同定は種子の表面の突起を調べる必要があるようで、今の僕には困難です。
日本の植物(在来種)ですが、北アメリカにわたって向こうで帰化植物となっているようです。珍しいのではないでしょうか。
移出帰化植物というのは僕がかってに作った用語です。ご注意を^^;
萼、葉、茎に腺毛が目立ちます。


 

少し近づいて

ツメクサ 2 公園 シバフ  2014 6 12 a

ツメクサがこんな姿でこんな花を付けるなんて知りませんでした。道端に生えていてもっと背が低く花ももっと小さく目立たないものとばかり思っていました。「何の草花?掲示板」で教えていただきました。



    セッカニワゼキショウの「続きを読む」があります。もしお時間ありますればお読みいただけたらと思います。



豆知識   ツメクサ
ツメクサは「詰草」 の場合と、 「爪草」の二通りあります

  白詰草、赤詰草など
  爪草、高嶺爪草など

詰   品物の運送のとき箱の隙間に詰める
爪   葉の形が鳥の爪に似ている



続きを読む

花 いろいろ  白


白い花いろいろです。

シロツメクサ(白詰草)  別名 クローバー     マメ科     帰化植物 ヨーロッパ原産
                                花言葉  いくつかありますが、例えば「幸運」、「復讐」

シロツメクサ 2014 6 3  a

佐鳴湖近くの公園で。 シバフとともに生えていました。多分植えたのではなくて自然に生えてきたのを抜かずにそのままにしていたのかもしれません。
四葉のクローバー。僕もだいぶ前に見つけたことがあります。一つ見つかるとそのあたりにいくつかあるものなんですね。何枚も見つけましたが・・・。花言葉どおりに「幸運」がやってきたようには思えなくて。苦労ばっかり^^;  (←一応ギャグっているのですけど)
「復讐」も花言葉なんですねぇ。こわいですねぇ。しかし僕もいつか復讐してやろうなんて思ったことは何回もありました。もうそろそろ70ですからね。長い人生いろいろあるわいなぁ。でも復讐できなかった。情けない。でもしなかったほうが良かったのかも。どうなんでしょう。最近は「倍返し」なんていう言葉もありましたが。
花言葉って誰が決めるんだろうか。



アップで

シロツメクサ 2014 6 3  b

それなりの白のきれいさではありますが。




シロバナシナガワハギ(白花品川萩)   マメ科      別名 コゴメハギ(小米萩)   帰化植物  
                                    北アフリカ原産   飼料として導入され後野生化

シロバナシナガワハギ 2014 6 3  b

草丈1m50cmほど。木のようにも見えますが草ということだそうで。
品川で初めて帰化が確認されたので品川萩です。品川萩は花が黄色ですが、これは白花です。
全国に分布を拡大したそうですけど、↑の写真でもなんとなくたくましい様子が分かります。




アップして

シロバナシナガワハギ 2014 6 3  c

これもシロツメクサに似たような白さですね。





花ではないですがチガヤの果実

チガヤ  2014 6 3  c

荻の銀白色の長毛に似ていますが、それほど日に輝くほどではないようです。あるいはタンポポの綿毛にも似ていますね。




アップで

チガヤ  2014 6 3  b

今にも風に乗って飛んで行きそうです。
ウィキペディアを読むといろいろ興味深いことが書いてありますが、そのうち一番の思いがけないことは「世界で最強の雑草」ということです。「へぇ~、そうなんだ」ですね。





花 いろいろ   形と色


いろいろな形と色の花たちです。ちょっと異色的ともいえる組み合わせとなっています。

ノビル(野蒜)  ユリ科  在来種

ノビル 2014 5 25 近所 a

花が咲いていますが種子ができません。地下の鱗茎と写真に写っている黒っぽくみえるムカゴで増えます。花茎の先端に付いたまま発芽することもあるそうです。珍しいことですよね。
葉も鱗茎も食べられるそうです。ニラに似た強い匂いがあるそうですが。
これを食べると良いことがあるそうで、特に営業関係の方とか受験生が食べるとよいそうです。成績が大変「伸びる」からだそうですけど・・・。本当かなぁ。冗談です、はい。  ┐(-。ー;)┌ヤレヤレ




もう一枚

ノビル 2014 5 26 A b

花は色といい形といい独特のいい雰囲気がありますね。





イタチハギ(鼬萩)    別名 クロバナエンジュ(黒花槐)   マメ科   
                                       帰化植物  北米原産
                                       斜面(法面)緑化のため導入され、後野生化

イタチハギ 2014 5 23 c

おおきな黒紫色の穂がたくさんです。あまりきれいでないと思う。ちょっとぎょっとするかも。しかし公園に植えてあるんです。選ぶときもう少し考えてほしいと思いますが。
穂の形が鼬の尾に似ているのでイタチハギとなったようです。




花のアップ

イタチハギ 2014 5 23 a

橙色の葯が目立ちます。




スイカズラ(吸葛)  別名 ニンドウ(忍冬)、キンギンカ(金銀花)   スイカズラ科  つる性木本  在来種

スイカズラ 2014 5 26 b

蜜を吸うと甘いので吸葛。冬も枯れないで緑の葉を付けているので忍冬。咲き始めはきれいな白ですが時間と共に黄色に変化するので金銀花。
花は二つ並んで咲きます。双子のようです。だから双子花とも言うかというと・・・そうは言いません^^;
実も二つ並んでなります。ちょっとかわいい。



シベをアップで

スイカズラ シベ 2014 5 26 c

すーっと伸びて先端が少しカールしているのも好ましいです。ツユクサも似たような形でしたっけ?




似たもの同士  ニワゼキショウとオオニワゼキショウ


今日も誰でもと言ってもよいぐらい目にしたことがある、そして似たもの同士です。ニワゼキショウとオオニワゼキショウ。紛らわしいです。混同されていることが多いようですが、似ているのでそれももっともなようです。
公園の芝生などで咲いています。ともに一日花です。
なお花色はともに変異があるようですが。

まずニワゼキショウから

ニワゼキショウ(庭石菖)   別名 コバナアヤメ(小花文目)   アヤメ科   花言葉 繁栄
                                         帰化植物 北米原産  明治中期渡来

ニワゼキショウ  2014 5 26 a

花の大きさ1.5cmほど。 花弁が6枚のように見えますが、花弁3、萼3。 花弁のほうがやや幅が狭いです。 花弁、萼それぞれ一枚ずつが元のほうで離れています。
花の中央部が黄色で色の対照がきれいです。この中央部の色についてはオニワゼキショウと共通したことです。
草丈おおまかにいえば15cmほど。






横から

ニワゼキショウ  2014 5 26 up5




次はオオニワゼキショウ。「オオ(大)」が付いています

オオニワゼキショウ(大庭石菖)   アヤメ科   帰化植物  明治中期渡来

オオニワゼキショウ 2014 5 26 up1

花の大きさ1cmほど。 花弁が6枚のように見えますが、花弁3、萼3。 花弁のほうがわずかですが幅が狭いです。 花弁、萼が離れていません。元のほうで重なっています。





横から

オオニワゼキショウ 2014 5 26 up2


花弁がほぼ平らに開いていません。開ききっていないように見えます。オオニワゼキショウの特徴のようです。
花弁の下部がふっくらと膨らんでいて毛の生えた丸い玉のように見えます。上部と下部の間がくびれています。
少し分かりにくいですけど玉の下が小さい緑色をした子房(果実)部分です。
草丈大まかに言えば25cmほど



ニワゼキショウとオオニワゼキショウとの主な相違点

                      ニワゼキショウ                 オオニワゼキショウ
花の大きさ            1.5cmほど                  1cmほど
花弁・萼の重なり        花弁・萼が一枚ずつ離れている       花弁・萼が元のほうで重なり合っている
花弁・萼の下部(横から見て)  くびれがない(寸胴体型)          くびれている(花弁・萼の下部が玉のよう)
果実                小さい。3mmほど               大きい。5mmほど
花弁・萼の筋模様        花弁3本、萼5本                花弁・萼とも3本


花弁・萼の筋模様についての相違はどこの図鑑にもサイトにも書かれてないようでして、僕が気づいて書きましたが、間違っているかもしれません。間違っていたなら同定には使えないですね。でももし仮に正しいなら僕が発見あるいは初めて既述したということで、ややすごいかなぁ。

オオニワゼキショウはオオ(大)が付いてますが、花は小さいです。しかし果実が大きいです。この違いがむしろ誤解されやすく混同されることが多いのではないかと思います。

既述したようにともに一日花ですから次々に花を咲かせ、同時に種子も成ります。したがって花も果実も同時に見ることができるようです。
そしてニワゼキショウとオオニワゼキショウは混生していることが多いので果実で比べようと思えば意外に簡単です。

その果実の比較を

オオニワゼキショウとニワゼキショウ 実 2014 5 25 up7

左がニワゼキショウ、右がオオニワゼキショウ。あきらかにオオニワゼキショウのほうが大きいですね。

ただ大きさの比較は難しいことがあります。同時に比べられないときには分かりにくいですよね。物差しをいつも携行しているわけではありませんし。そして生育環境によって大きくなったり小さかったりする場合もありますし。



さて花が藍色のものもあるのですねぇ

ルリニワゼキショウ 2014 5 26 up9




横から

ルリニワゼキショウ 2014 5 26 up10

花弁下部が寸胴体型なのでニワゼキショウの変種(赤紫タイプ)ともいえるでしょうか。
果実の大きさの確認を怠ってます^^;




さらには今年は撮れませんでしたが
セッカニワゼキショウ(雪花庭石菖)   アヤメ科   これは去年のものの再掲です

   2013 5 8 シロノオオニワゼキショウ up12

草丈は低く10cmぐらいだったと記憶してます。
花被片の筋が花弁も萼も1本のようですね。
なお去年はかってに「シロノオオニワセキショウ」と僕が仮に付けた名前でした。
なおこの記事の最初のアップ後「セッカニワゼキショウ」ではないかというご指摘を頂きました。どうもそのようです。

まるで妖精のようできれいで美しかったです。
今年は雑草刈りがあって去年のように見つけることができませんでした^^;



名前のことで花かんざしさんからご指摘を頂きました。ありがとうございました。記事はそのことについて修正しました(2014.6.9.午後4時半)


豆知識  一日花
朝顔、シャガ、ハイビスカス、月下美人、待宵草の仲間、カラスウリなどが一日花です。
月下美人、待宵草の仲間、カラスウリはむしろ一夜花とも言えるでしょうか。


似たもの同士  ムラサキカタバミとイモカタバミ


5月20日にオッタチカタバミ、5月26日にカタバミをアップしましたが、今日はムラサキカタバミとイモカタバミです。


ムラサキカタバミ(紫片喰)    カタバミ科   帰化植物  南米原産   江戸時代末期に観賞用として移入、後野生化
                              花言葉 輝く心

ムラサキカタバミ 2014 5 25 a

実際はもっとピンク色がはっきりしていました。花の大きさ1.5cmほど。葯が白色で、花の中央奥のほうが淡緑色です。 結実しないそうです。地下の鱗茎で増えます。
道端で咲いていました




林の中でも

ムラサキカタバミ  2014 5 23 to b

少し下向きに咲いています




もう一枚

ムラサキカタバミ  2014 5 23 to c

上を向いてもらうようお願いしました^^;




夕方撮りました。

ムラサキカタバミ 夕方 2014 5 28 d

夕方には咲いていたものもしぼんで下向きになるそうです。道端に生えていました。




次は
イモカタバミ(芋片喰)   カタバミ科   帰化植物 南米原産  1950年代に帰化を確認
                          花言葉 輝く心(ムラサキカタバミと同じ)、または逆境に立ち向かう

イモカタバミ 2014 5 25 up1

道端で咲いていました。すぐ近くに↑のムラサキカタバミも咲いていました。似た種は似た環境で生育しますから同じ場所で見つけることが多いですね
一つの花(上)にゴミが付いてました。きれいでなくて残念。



近づいて

イモカタバミ 2014 5 25 up2

花の大きさ1.5cmほど。葯が黄色で、花の中央奥のほうが濃紫色です。 これも結実しないそうです。地下の塊茎(芋)で増えます。塊茎といえばジャガイモもそうですね。


ムラサキカタバミとイモカタバミは良く似ています。色もそれぞれ濃い、うすいがあるので花弁の色で区別するのは困難です。
しかし区別はできます。主な相違点は
                    葯         花の中央部奥のほう     地下茎
   ムラサキカタバミ      白色         淡緑色             鱗茎
   イモカタバミ         黄色         濃紫色             塊茎
地下茎は花壇などで邪魔な場合抜いたときについでに確認できるのではないかと思います。
地上部を取り去っても地下の芋で増えますからなかなか根絶は難しいいようです。


いずれも花がきれいなので園芸種として植えられたものか、野生のものなのか判断できかねることが多いです。



豆知識  花言葉 輝く心
カタバミの仲間は葉・茎にシュウ酸を含んでいるそうで、金属の食器などを磨くとピカピカにきれいになるそうです。そのせいもあって花言葉が「輝く心」となったという記事をどこかのブログにはありましたが・・・。



似たもの同士  ヒルザキツキミソウとアカバナユウゲショウ


似たもの同士。同じアカバナ科で花色もやや似ていますし形も似ていて混同されやすいようです。
主な相違点は花の大きさ。ヒルザキツキミソウのほうがかなり大きく(4cmほど)、人の目につきやすいようです。いっぽうアカバナユウゲショウの花の大きさは1.5cmほどで小さいです。


ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)  アカバナ科   帰化植物  北米原産   
                                         大正時代(?)に園芸種として導入、後野生化

ヒルザキツキミソウ 2014 5 14 b

白い十字形のメシベが目立ちます。良く見るとオシベ・メシベの根元の花の中央あたりがきれいな緑で対照的で美しい。
花が野生としては大きいので道端などで咲いているのが人の目を引きます。




少し近づいて

ヒルザキツキミソウ 1 2014 5 20





小さな川の土手の狭い斜面でたくさん咲いていました

ヒルザキツキミソウ 2014 5 14 c





アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)  あるいは単にユウゲショウ(夕化粧)  アカバナ科    
                         帰化植物  熱帯アメリカ原産   明治時代観賞用として導入、後野生化

アカバナユウゲショウ 2014 5 23 c


ユウゲショウ(夕化粧)という非常に良い名前をもらってますね。ちょっとばかし艶っぽい。運がいいなぁ。
「夕」となってますけど昼間も結構咲いているようです。
メシベの先が4裂していますが、十字形には見えません。全体的に赤色がヒルザキツキミソウより濃いです。
ぼやけていますが右上がつぼみで、左下には果実が見えています。



もう一枚

アカバナユウゲショウ 2014 5 23 b

ヒルザキツキミソウと同様良く見るとオシベ・メシベの根元の花の中央あたりがきれいな緑で対照的で美しい。花弁の赤い筋(脈)もきれいです。
ヒルザキツキミソウでもそうですが、オシベの花粉がもりだくさんという感じですね。
花の大きさは1.5cmほどで小さく、また群がって咲かない(多分)ので、ヒルザキツキミソウより目立ちません。


今回の二つの花は僕が持っている「形とくらしの雑草図鑑」(全国農村教育協会)に載っているのですが、しかし美しいので草刈の対象とはなりにくいようです。特にヒルザキツキミソウは群がって咲く傾向があるようで目立ちますから抜かれたり刈られたりしないで残されていることが多いようです。雑草にも格差があるんですね。




トケイソウとヒペリカム・カリシナム   多いなぁ


久しぶりに園芸種の美しい花をどうぞ。でも単に美しいだけではない花です。


トケイソウ(時計草)  別名 パッション・フラワー   トケイソウ科   中南米原産    花言葉 情熱的に生きる

トケイソウ 2014 5 30 a

  時計草さん、今何時ですか?
  え? え~と、5時15分50秒ですね。
  ありがとうございました(いやに詳しく言うなぁ)

一番上の黒紫色の雌しべが三つに分かれていてまるで時計の長針、短針、秒針のように見えますね。名前がまさにピッタリなんですね。しかもスケルトンの時計のようでもありますね。下のほうの複雑な構造が時計の内部のメカのようです。
五つの緑色をしたものが雄しべだそうで。
あるいは公園にある「花時計」のようでもありますね。




少し近づいて斜めから

トケイソウ 2014 5 30 b

細長いたくさんの白い棒(先端が青い)のようなものは副花冠といって、花弁の一部が変化したものだそうですけど。僕は数えてないのですが、100本以上あるそうです! 多いなぁ!





横から

トケイソウ 2014 5 30 c

この花の構造についてもっと詳しく知りたいと思う方はのサイトをどうぞ
      こちら

果物のパッションフルーツはこのトケイソウの仲間です。




次は
ヒペリカム・カリシナム(多分)    別名 セイヨウキンシバイ(西洋金糸梅)   オトギリソウ科

ヒペリカム カリシナム  2014 6 3

別名の西洋金糸梅の「金糸」は写真でお分かりになるように雄しべがたくさんあって金の糸のごとくという意味です。「梅」は梅の花のようなということです。
雄しべは数えてませんけど400本以上あるそうです。 多いなぁ!
キンシバイに似ていますけれどキンシバイよりも雄しべがたくさんあって長いという点で異なっています。
ビヨウヤナギ(未央柳)にも似ていますがビヨウヤナギよりも雄しべの本数が倍ぐらい多いようです。さらにはっきりしませんけど、なんとなくですが、葯の色も異なるように思われますが・・・。



豆知識  パッション(passion)
トケイソウの英名 passion flower の意味は「キリストの受難の花」ということだそうです。
日本人は「時計」と見たてて「トケイソウ」と言う名前を与えていますけれど、英米人はイエス・キリストの受難の十字架と見ているんですね。キリスト教徒はそう見るんだということがわかりました。個人的な感想をいうと、花を見てそうは思うのは少々無理があるようにも感じるのですが・・・。
なお passion は普通「情熱」などと訳されていますが、意味はそれだけではないようです。


イネ科  ヒメコバンソウとコバンソウ

今年はコバンソウを見られないかもと思っておりましたけれど、通りかかったちょっとした空き地(隙間)で見かけました。しかしそこは去年見かけたところで、単にその場所を失念していただけと分かり、少々気落ちしました。

そこでだいぶ前(一月前ぐらい)に撮ったヒメコバンソウと共に似たもの同士ということでアップします


ヒメコバンソウ(姫小判草)  別名 スズガヤ(鈴茅)   イネ科    帰化植物   日本には江戸時代渡来

ヒメコバンソウ 2014 5 14 5

たくさんの小穂が垂れ下がります。別名のスズガヤは小穂を鈴と見立てているわけです。長さ5mmあるかないかの小ささで非常に軽く垂れ下げている枝も糸のように細くてしなるので、ほんのわずかの風でも揺れます。とても撮りにくい被写体です。
密に生えていると互いに接触してかすかにさわさわと音が聞こえます。ちょっとした風でも全体が揺れて、ツヤも少しあることもあって目にちらちらするようで、そのことでも目立ちます
草丈は20cmほどでしょうか。

こちらが気が付くことが多くなったせいなのか道端とか空き地のあちこちで見かけます。なんとなく去年より多いのではないかと思うぐらいです。




近づいて

ヒメコバンソウ 2014 5 10 6

木陰なので全体的に暗いですが。





小穂の一つをアップで

ヒメコバンソウ 2014 5 15 7

「小判」と言うより「俵」?、あるいは「おむすび」?
画面で一番上の左右二つの膨らみは苞穎で、下部の膨らみ(9個ほど)が小花です。実のように見えますが写真の段階ではまだ花だと思います。実になると形は変わりませんが色が白っぽくなって薄茶色に変わります。
ヒメコバンソウの場合、イネ科と大きな特徴の葯と柱頭をまだ僕は見ていません。こういうことは経過観察が必要かもしれませんね。
 




今日撮影したヒメコバンソウの果実期のもの。ずいぶんと赤茶色となっています。果実が熟しているものと思われます

ヒメコバンソウ 果実 2015 6 3 b





次はコバンソウ。ヒメコバンソウと似ているため混同されることが多いようです。ネットで「コバンソウ」を画像検索すると20件に一つぐらいの割合で「ヒメコバンソウ」も載っていて、こんなもんかなぁ思いますが、僕も時々名前を間違えたりするので大きなことは言えませんね。
コバンソウは雑草のなかでも人気のあるほうでしょうか。

コバンソウ(小判草)  別名 タワラムギ(俵麦)   イネ科  帰化植物  明治時代に観賞用として渡来、以後野生化

コバンソウ 2014 5 30 1

逸出した園芸種のバーベナ(多分)とのコラボです。どちらもたくさん生えていました。
一つの穂(花序)に数個の小穂が付きます



近づいて

コバンソウ 2014 5 30 2

小さい葯が3個ほど付いてます。柱頭がないようで・・・。
小穂の下部のほうほど細かい毛があります。

ヒメコバンソウと同様「小判」とはすこし違和感があります。
小判のような薄さではなくて少し厚みがありますしね。むしろ別名の「俵麦」のほうが見た目を現しているように思います。




小穂をアップして

コバンソウ 2014 5 30 3

小穂、実はかなりの軽さです。内部がほとんど空洞のせいです。面積の割りに重くないし細い糸状の枝に垂れ下がっていますのでわずかの風で揺れます。これはヒメコバンソウと同様です
画面で小穂上部の二つの膨らみは苞穎で、下のほうが11個ほどの小花が互い違いに重なっています。毛が多いです。




葉舌

コバンソウ 2014 5 30 4

白い膜状です。葉(葉身)を少し横に引っ張ると現れます



コバンソウは小花が大きいのでその内部を知るには適していますし、軽くてどうやら内部が空洞らしいことなどから解体してみようと思い立ちました。探究心と好奇心は豊かなゆたかですので(笑)
以下はの「続きを読む」に書きましたので、もしお時間取れますならば読んでください m(_ _)m


続きを読む

イネ科  ギョウギシバとシバ


ギョウギシバなんていうのがあるなんてまったく知らなかったです。シバは知っています。サッカーとかゴルフで聞きますよね。野球なんかは人工芝ですが。
以前近くの小学校の校庭が芝で覆われてました。子供たちは気持ちよさそうでしたが、管理費が大変だろうなぁって思ってました。
僕が小学校のころは校庭の小石拾いをさせられたものでしたけど。


ビョウギシバ(行儀芝、あるいは行基芝)  別名 バーミューダグラス   イネ科   
                           帰化植物  汎世界的雑草  日本には稲作と共に渡来

ギョーギシバ 群生 2014 5 14 k

近くの川の道端で見つけました。50cm×1mほどのわずかの空き地でした。葉の緑が濃く穂も濃い赤紫色です。





花穂(花序)

ギョウギシバ 2014 5 14 b

茎から数本枝分かれしています。各枝の長さは3,4cmほどです。枝の軸は緑色ですけどそのほかの部分(穎、葯、柱頭)は濃い赤紫です。若い葯は緑色っぽいですが。遠くから見るとかなり全体的には赤紫色が目立ちます




もう少しアップで

ギョウギシバ 2014 5 14 j






ギョウギシバ 葉 2014 5 14 e

葉の長さは数cm。葉の先端がわずかですが丸みをおびています。後述する「シバ」は尖っています。その違いはわずかですが。





葉舌

ギョウギシバ 葉舌 2014 5 14 f

葉舌は毛のようで、さらに葉鞘の上部にも毛が生えていますが、あまり目立ちません。






記事が長くなりますけれども次はシバ。ぱっと見た目はギョウギシバに良く似ています
庭などに植える芝はこの芝でしょうね。園芸種ですが、野生でも見られます。
見つけたのは近くの公園でしたが植えられたものらしいです。


シバ(芝) あるいはニホンシバ(日本芝)   イネ科  別名 ノシバ(野芝)   在来種

シバ  葉 2014 5 26 c

シバの仲間が多いので分かりにくいですけど多分シバだと思います。葉の長さは数cmでギョウギシバに良く似ています。



花穂

シバ 2014 5 26 a

近くによって写したので長く見えますが3~5cmで短いです。なんだか小動物の爪のようにも見えます。
花穂はギョウギシバとはかなり異なります。



もう一枚花穂を(追加)

シバ 花 2014 6 3 a

こちらのほうが葯と柱頭がにぎやかです。6月9日追加です。




葉舌

シバ 葉舌 2014 5 26 b

葉舌はもじゃもじゃと絡まるような長毛です



昔住んでいたところの地名が芝下(しばしも)でした。埼玉県川口市です。マンションの街ですが、以前は鋳物工場がたくさんありました(映画に「キューポラのある街」というのがありました)
そして江戸時代は鍛冶屋が多かった。
  しばしも休まず槌打つ響き
    飛び散る火花よ 走る湯玉
    ふいごの風さえ 息をもつがず
    仕事に精出す 村の鍛冶屋
ここの項だけ冗談でした ^^;




豆知識  芝居
昔演劇などで桟敷席と舞台との間に設けられた庶民用の芝生の席を芝居といったけど、演劇自体を芝居とも言うようになった。


プロフィール

ゆたか

Author:ゆたか
「ゆたかのブログ 2」へようこそ!
72歳 男 浜松市在住
病身なので更新は時々です。
なお植物の写真を載せていますがとにかく素人なので植物の名前は正確とは言えません。
小説も書くこともあります。
よろしくお願いいたします。

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