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コミカンソウ など


だいぶ前に撮ったのだけど、なかなかアップできずに遅れてしまった花もあります。やや季節感から外れたものもありますがが・・・。

今日はコミカンソウ、アカバナユウゲショウ、メドハギです。


コミカンソウ(小蜜柑草)   別名 キツネノチャブクロ(狐の茶袋)    コミカンソウ科   在来種(または史前帰化種)

コミカンソウ 2014 8 29 c

アップが遅れてしまいました。撮影は8月下旬です。道端などで結構見ることができます。
果実が蜜柑に似ていると言うことでコミカンソウですね。曇りの日だったせいなのか葉がたたまれています。就眠運動をしますので、夜にはこのように葉をたたみます。
実は案外小さくて2mmほどしかありません。

しかしなぜ別名が狐の茶袋なのか。実が茶袋に似ているからはそれはそうとして、なぜ狐なのか。狐が付く植物の名前は多いようです。木の名前には殆どなくて、草の名前だけかな。
  狐のぼたん
  狐の剃刀
  狐のまご
  狐アザミ
などなど。あ、それと狐の嫁入り、ごんぎつね。 ン??? ちょとおかしいか ( ̄Д ̄;;





整列!

コミカンソウ 2014 8 29 a

枝の先端(右上)から順に、雄花のつぼみ、雄花(白い)、 雌花(赤っぽい)、 若い果実、 実です。見事に行儀良く並んでます。時系列的でもありますね。(花・実は下向きなので、少し上を向いてもらってます)
花は小さくて1mm程度です。




メドハギ(筮萩)  別名 メドクサ、メドギ    マメ科    在来種   東アジア原産  北米に帰化

メドハギ 2014 9 20 e2

道端とか歩道の植栽の隅などで生えています。多くの茎が直立あるいは斜め上に直線的に伸びて目立ちます。
茎が木質化します。なのでメドギ(筮木)という別名があるものと思われます。昔にはお箸にも使ったようです。
筮竹はメドハギの代わりに竹を使うようになったので筮竹、占いに用います。
葉は細長い長方形のようで葉脈がはっきりしていて、その点ではヤハズソウにも似ています。







メドハギ 2014 9 20 d

花は1cmに満たない小さいさです。色は白地に紺ですが、渋い地味なかなり日本的な色合いです。






アカバナユウゲショウ(紅花夕化粧) または単にユウゲショウ(夕化粧)    アカバナ科   世界中で栽培、かつ野生化
                            帰化種  アメリカ大陸原産  世界各地に帰化  日本へは明治時代に渡来

アカバナユウゲショウ 2014 9 19 a

マツヨイグサの仲間でもあります。
花径は1.5cm弱。雌しべ4本(写真では2本が焦点がはずれてぼやけていますけれど)。雄しべ8本。花粉が一部ひも状につながっています。シベの元がうすい黄緑色でアクセントになってます。花弁にも赤い脈があってこれも目立ちますね。

実はアカバナユウゲショウは6月にもアップしている(こちら)のですが、今の時期にも咲いているので最初は何だ?と思いました。ユウゲショウと分かってかなりびっくりでした。
夕方咲くのでユウゲショウという名前というらしいのですが、実際には昼にも咲いています。
人に例えるなら色気のある娘さんといったところでしょうか。
オシロイバナは夕方咲くのでユウゲショウとも呼ばれ紛らわしいのでこちらは「アカバナ」をつけて呼ぶのでしょう。




果実

アカバナユウゲショウ 2014 9 19 b 果実 茎

果実は筒状で上から見ると8角形状で特徴的でこの点でもユウゲショウだと分かります。この果実にも茎にも軟毛がたくさん生えています。


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ツユクサ づくし


今日はツユクサだけのアップ、「ツユクサづくし」です。

「・・・づくし」といえば「鮎づくし料理」なんというのも連想しますね。あ、それと「まつたけづくし料理」なんていうのもあるのでは。昔松林のなかで七輪持ち込んでマツタケを焼いたり煮たりして食べたということがあったようですけど。今もあるのかな?。ついでにですが、「苔づくし料理」どいうのもあるそうなんですが。実際あるかどうか確かめてないのですけど。小川洋子の「原稿零枚日記」という本の冒頭の「9月のある日」に苔料理専門店がでてきて主人公が食べるという記述があります。苔を食べる?ふーむ、小川洋子の世界だなぁ。苔を食べるなんて。しかしあるブログでは「ミズゴケの天ぷら」がおいしいということが書かれていますから、おいしいかも。誰でもキノコも食べるし海草も食べるのだからOKかも。

あぁ、いかん。だいたい今日はツユクサの画像をたくさん載せる予定なのによけいなことを書いてしまいました。本番はこれからですので、逃げないでね^^;



ツユクサ(露草)   別名 ホタルグサ(蛍草)、ボウシグサ(帽子花)、アオバナ(青花)   ツユクサ科   在来種

ツユクサ 2014 9 19 g 斜め横から

さわやかなきれいな青い花弁と長いシベが目立つ可愛い花ですから、雑草といえど人気のある草花ですね。「草の絵本」という本を書いている渡辺一枝さんは、その本のなかで「この青の色が好きで、花の頃にはいつもテーブルに飾ります」と述べています。
あぁ、いかんいかん、また脱線気味だぁ。






いろいろの角度からこの花に迫ってみました。

斜め横から

ツユクサ 2014 9 17 a めしべ有り

花粉をたくさん付けた長い雄しべ2本とほぼ同じ長さの雌しべがあります。短めの雄しべが1本で、さらに短い雄しべが3本です。両性花です。
短い雄しべは飾り雄しべで花粉をつけません。黄色く目立つので蜜標かも。





雄性花

ツユクサ 2014 9 19 b 雌しべ退化

見た目は両性花とほとんど同じですが、雌しべが退化して短くなってます。





ほぼ真上から見て

ツユクサ 2014 9 19 d 斜め上から





ほぼ真下から見て

ツユクサ 2014 9 19 f 斜め下から

半透明の2枚の萼が美しい。今回この萼が半透明だということに気づいて、また露草に惚れました。





背中側から見て

ツユクサ 2014 9 19 e 背中側から

下の緑色のものは苞です。ほぉ~、そうなんだ。





葉鞘

ツユクサ 2014 9 19 h 葉鞘

葉柄でなくて茎に巻きついて筒状の鞘になっています。






葉脈(平行脈)

ツユクサ 2014 9 19 i 葉裏 平行脈

単子葉植物ですから、葉脈は平行です。
単子葉植物において、ツユクサ科はじつは進化の点からみるとユリ科とイネ科の中間の段階なのだそうです。結構進化が進んだ植物なんですね。
イネ科のほうが進化しているんですね。花弁がないのにえらそうだなぁ。(えらいとかえらくないとか、そういうことではないのですがね)



歌にもうたわれています。万葉集のなかに
 
  朝(あした)咲き夕(ゆうべ)は消(け)ぬるつき草の消(け)ぬべき戀(こひ)も吾(あれ)はするかも(巻10 2291)

という歌があります(Wikipediaより).
つき草とはツユクサの古名です。ツユクサは一日花なので朝咲いて夕方にはしぼんでしまいます。



長い、そして余談の多い記事を読んでいただいてありがとうございました。
    コーヒーとケーキをご用意いたしております    





  

センニンソウ など


まずセンニンソウから。去年はあちこちでたくさん咲いていました。写真もたくさん撮りました。今年は3ヶ所程度でスケールも小さかったです。去年の記事は右側のコラムにある「月別アーカイブ」の2013年8月と9月にあります。

去年も咲いていた林縁では今年もそれなりに咲いてくれました。


センニンソウ(仙人草)  別名 ウマクワズ(馬食わず)   キンポウゲ科

センニンソウ 2014 9 11 a 花

別名はセンニンソウの葉に毒があるので馬が食べないということだそうです。




中景

センニンソウ 2014 9 11 b 群生

遠くからみるとまるで雪が降り積もったようなたくさんの白い花たちです。






ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)    別名 アメリカヤマゴボウ     ヤマゴボウ科   
                         帰化植物 北米原産   日本へは明治期に渡来

ヨウシュヤマゴボウ 2014 9 11 a





アップして

ヨウシュヤマゴボウ 2014 9 11 b アップ

注意!  警告!  Caution!
全草毒性があります。実は食べられるとしているサイトもありますが、なにかの間違いでしょう。葡萄に似ているからと言って食べるのは危険なのでやめておいたほうがいいでしょう。

山菜として売られている「ヤマゴボウ」はじつはヤマゴボウではなくて他の植物の根、あるいは牛蒡を使っているらしいです。ヨウシュヤマゴボウは根にも毒があります。こういうのを「ねにもつ」ということですね^^;

珍しいものを食べてみようということで、ヨウシュヤマゴボウの根を掘り出して食べてはいけません。

センニンソウもヨウシュヤマゴボウも、そして植物の多くが、全体とくに葉は、我が身を守るため動物に食べられないよう毒をもつのは当然でしょうかね。





カメムシがいました

ヨウシュヤマゴボウ 2014 9 11 d カメムシ

たぶんクサギカメムシではないかと。すぐ近くにクサギの木があることもその理由です。
あまり可愛くない^^;






アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)   マメ科   帰化植物  北米原産  

アレチヌスビトハギ 2014 9 20 e 近景

10月1日にもアップしました(こちら) 
そのときはシベが見えてなかったのですが、今回シベが突き出ているのを見かけましたのでふたたびアップです。




アップして

アレチヌスビトハギ 2014 9 20 c 横から

下側の花弁がぐっと下に折れ曲がるように下がるためしべが現れます。





花後

アレチヌスビトハギ 2014 9 20 d 花後

花弁がしおれても、シベが残っています。中央の上向きになっているのが雌しべの柱頭です、少し短くて雌しべの周囲に何本かあるのが雄しべです。

手前にあるのが花弁も落ちて子房が大きくなってきたものです。子房に毛が生えていますが、写真では分かりませんが先端が鉤状になっていて、ひっつき虫となります。





ヤハズソウ など


今日は3つの野草をアップします。イネ科はお休みです。

3つともいずれも似た種があって、名前は確定ではありません。多分そうでしょう、ということです。



ヤハズソウ、少し日本的な良いひびきを持った名前です。「矢筈」とは矢の端の弓の弦を受けるところで、そのデザインは家紋などにも使われています。

矢筈の紋


ネット(goo辞書)からお借りしました。


ヤハズソウ(矢筈草)  あるいは多分マルバヤハズソウ(丸葉矢筈草)     マメ科   在来種

ヤハズソウ 2014 9 中景

家から車で20分ほど離れた空き地で見つけました。葉が丸っぽいので多分「丸葉矢筈草」ではないかと思います
マルハヤハズソウの特徴である茎に上向きの毛が生えているようです。







ヤハズソウ 2014 9 葉

斜めの葉脈がはっきりしています。先端をつまんで引っ張るとその葉脈に沿って矢筈形に切れます。上の画像では3枚の小葉の一番下が矢筈形に切れた葉です。僕が実際にやってみた結果です。









ヤハズソウ 2014 9 花

大きさはは5mmほどで小さいですが色がはっきりしていてそれなりに目立ちます。



タカサブロウ(高三郎)   別名 モトタカサブロウ(元タカサブロウ)    キク科   史前帰化種

タカサブロウ 2014 9  群生

これも多分タカサブロウだと思います。というのも良く似たものに「アメリカタカサブロウ」というのがあって区別が難しいようです。両方を観察してここはこうで、ここはこの点が異なるなどと比較できたら確定できるのではと思います。

タカサブロウ、漢字で書けば「高三郎」。いかにも日本の昔の男、とくに武士の名前のようでゆかしい感じがしますが、じつは由来がはっきりしないそうで、高三郎とは書けないのかもしれません。またアメリカタカサブロウというのがあるので、元々のタカサブロウということで「モトタカサブロウ」とも呼ばれています。










タカサブロウ 2014 9 花 1

大きさは1cm弱で、小さく花も地味なのであまり目立ちません。もし「高三郎」ならやや名前負けしているかも。







タカサブロウ 2014 9 茎

あまりきれいでなくて、すみません。痛そうな毛が生えていますが硬くはないです。もしかしたらプロの方が見たらこれは「タカサブロウ」とか「アメリカタカサブロウ」だと同定してもらえるかもしれませんが・・・。





群生

タカサブロウ 2014 9  群生

葉の大きさに比べて花がかなり小さいですね。
僕の提案 名前は「ジミサブロウ」でどうでしょうか。漢字で書いたら「地味三郎」^^;
ありえないですね(笑)





ヤナギタデ(柳蓼)   別名 マタデ(真蓼) あるいは ホンタデ(本蓼)    タデ科   在来種

ヤナギタデ  2014 9 近景

葉がヤナギの葉に似ているので「ヤナギタデ」。これも和名的ですね。
芽が出たすぐの双葉は刺身のつまとして使われます。かなり辛いそうです。見たことはありますが食べたことがありません。イヌタデ(あかまんま)とかポントクタデなど他の蓼の仲間との区別でマタデとかホンタデとも呼ばれます。

水があまり流れていない用水路で生えているのを見つけました。英名はwater pepper、訳せば水胡椒かな。つまり辛いことになりますね。





ヤナギタデ  2014 9 花 1

小さいけれど可愛いです。タデ科特有の花の印象です。以前(去年)に「シロバナサクラタデ」をアップしましたが、似ています。
穂の長さは10cmくらいでした。






花をもう一つ

ヤナギタデ  2014 9 花 2








ヤナギタデ  2014 9 茎

茎などがかなり赤いです。葉鞘に長い毛が生えているのがヤナギタデの特徴のようですが。



今日の三つの野草はいずれも在来種で、名前も和風の響きを持った名前で、料理に例えるならば日本料理、ということになるかもしれませんね。
そういうことを言えば帰化植物はフランス料理とかパスタ料理でしょうか。そしてトウカエデ(唐楓)とかカラマツソウ(唐松草)などは中華料理でしょうか?




メヒシバ


またまたイネ科。これはもう困った。よくないですね。これだけ続くのは。
でももう勢いというのがあって、とまらないですね。
もし読んでいただけたら幸いです。

メヒシバ(雌日芝)  イネ科   在来種

メヒシバ 2014 9 群生

わずかな空き地で群生していました。そうでなくてもあちこちに生えているのを見ることができるポピュラーな草ですね。





穂(花序)全体

メヒシバ 2014 9  穂全体

全体としては大きさはあるのですが(大きいのは草丈70cmぐらいあるでしょうか)、なんとなく線の細い印象があって、「雌」というのは当たっているようですね。オヒシバはメヒシバに比べて大きさはやや小さいかもしれませんが枝が太くてたくましい感じがあります。
枝は10本あって多いほうでしょうかね。



花序の枝分かれ

メヒシバ 2014 9  花序の枝分かれ

この画像の場合7本枝が出ています。





柱頭と葯

メヒシバ 2014 8  柱頭 葯

おなじみイネ科といえば柱頭と葯。 柱頭は白~紫で、葯は紫の縁取りがある黄緑色でしょうか。ちょっと葯は時間が経っていて若さがないかなぁ。





背中

メヒシバ 2014 8  背

柱頭とか葯のある小穂が並ぶのは下側で、この画像は上側(背中側)です。中央が白いスジでその両脇の緑のスジがあります。少しクネクネと蛇行しています。





白い櫛

メヒシバ 2014 8  白のくし

これは何なんでしょう。図鑑とか見てもこのようなものが載ってないように思います。なんとなくおしゃれな感じがします。





葉舌

メヒシバ 2014 8 葉舌

イネ科の定番部品です。薄い半透明状の膜です。色は薄い褐色です。葉の縁には長毛があります。これは長いけど、何のためなんだろうなぁ?




葉鞘の毛

メヒシバ 2014 9  葉の毛

左側が根元のほうです。葉鞘にはまばらに毛が生えています。これも何のためなんだろうなぁ?
白い櫛は持っておしゃれなのに、この毛は無精して剃るのを忘れたのかなぁ。今は男でもすね毛を剃る時代だそうだけど。



最後まで読んで頂けてありがとうございます。
お茶と団子をご用意していますので、ご希望の方はどうぞ。
  旦""  ―●●●








  

オオエノコログサ


アキノエノコログサに続いてオオエノコログサです。もっともポピュラーなエノコログサは今年は時期がちょっとばかし遅かったせいなのか良い写真が撮れませんでした。


オオエノコログサ(大狗尾草) または単にオオエノコロともいう    イネ科  在来種

オオエノコロ 2014 9 群生

焦点が奥のほうになってしまってよい写真ではないですけど。
エノコログサとアワ(粟)との雑種とされているようです。アワは中国でエノコログサから作出された栽培種というそうですから、エノコログサの親戚でしょうかね。

穂が垂れ下がらず直立かやや傾く程度で、その点でアキノエノコログサとは異なっています。





穂(花序)

オオエノコロ 2014 9 穂

粒々がやたらと多い感じがします。アワとの雑種ということでうなづけます。
また刺毛がやや短い。髪の毛を刈って五分刈りにした、という風です。エノコログサとかアキノエノコログサは刺毛が特注(←なんだこりゃ。なにをどう間違えたのか・・・。正しくは特徴)ですから、その点でも異なっています。




穂の一部

オオエノコロ 2014 9 穂の一部

緑色がややはっきりして、緑色の筋もきれいです。




小花序(枝)

オオエノコロ 2014 9 13 b 小花序

穂の軸から枝を出してたくさんの小穂をつけています。数えたら50個ぐらいでした。とても多い。






小穂

オオエノコロ 2014 8 小穂

アキノエノコログサの場合上側の第1苞穎がやや短かったのですが、オオエノコログサは下側の第2苞穎と同じ長さでぴったりと中の小花を守っています。このオオエノコログサも一小穂一小花です。
左側先端に柱頭か葯かがわずかに見えています。




葉舌

オオエノコロ 2014 8 葉舌

葉舌は毛が密に並んでいます。葉身と葉鞘の縁に長い毛がかなりの数見られますね。また縁が紫色になっている点はアキノエノコログサとは異なっています。ただし確信は持てません。いろいろな場所で少なくとも20本程度採取して調べないといけないのでしょうねぇ。再確認が必要だと思います(ゆたかの仮説・珍説)。







オオエノコロ 2014 9 13 e 節

オオエノコログサには紫色の節が見られます。葉と葉の間隔が長いせいなのかもしれません。エノコログサとかアキノエノコログサにもありますが葉鞘で隠されていて、見ることができません。このことももう一度再確認する必要があるかもしれませんが(ゆたかの仮説・珍説)。
写真では分かりませんが、この部分で葉(葉鞘)が茎とつながっています。



これでアキノエノコログサとオオエノコログサを紹介しましたが、他に当然エノコログサ、そして刺毛が金色のキンエノコロとか、海岸に多いハマエノコロというのもあるそうです。



ここまで読んでくださりありがとうございました。お茶でもどうぞ ( ^-^)_旦""  え?コーヒー? あ、では  どうぞ ^-^



アキノエノコログサ


このブログはやはり雑草ブログなのかも^^;

エノコログサの仲間にはエノコログサ、オオエノコログサ、アキノエノコログサなどがあり、よく猫じゃらしとも呼ばれています。
「エノコロ」とは犬ころのことで犬の尻尾に似ていることからだそうですけど。

イネ科は穀物の稲などの他では雑草として嫌われることが多いのですけど、珍しくススキとともに人々に親しまれ、暮らしの中に取り入れられていますね。なんとなく嫌われてなくて良かったねと感じるしだいであります。あは^^


エノコログサ、。オオエノコログサにやや遅れて咲き出しますので、「秋の」となっていますが、夏から見ることができます。


アキノエノコログサ(秋の狗尾草)    イネ科  在来種   北米に帰化しています

アキノエノコログサ 2014 9 b 姿 f2

人とか物の国際的交流が盛んなので、外国から日本に帰化するものがあれば、逆に日本から外国に帰化するものがあっても不思議ではなくむしろ当然ですね。でもはるか外国の土地に馴染んで拡がるのもアキノエノコログサたちの努力があってこそかもしれません。偉いなぁ・・・。しかし向こうでは侵略的外来種として問題となっているかも。




穂(花序)

アキノエノコログサ 2014 9 c 穂 f3

穂が長くて(15cmぐらい)てかなり垂れ下がります。多くのものが水平よりも下を向き、茎もたわむので、穂先は地面を指し示すぐらいになります。





穂(花序)のアップ

アキノエノコログサ 2014 8 f 穂 一部 f4

長い毛は刺毛といいますがかなり長いですね。長さ12mmぐらいでしょうか。
時期が遅かったのか柱頭かあるいは葯の干からびたようなものも見えます。




小花序(枝)

アキノエノコログサ 2014 8 g f5

穂の軸にはたくさんの(恐らく70から100ほどの)短い小花序(枝)が付いていてそれにまた数個以上の小穂が付いています。ちょっと離れたところからでも分かる粒粒がそれぞれ小穂です。

一小穂一小花となっています。小花? はい、そうです、まったく目立たないのですが花を咲かせるのですねぇ。

穂全体を花序といいますが、その花序の軸にたくさん付いた枝を正式ではないですがこのブログでは小花序と呼ぶことにします。

刺毛は小穂の基部に数本ずつあります。





小穂

アキノエノコログサ 2014 8 h 小穂 f6

長さは2,5mmほどで小さいです。緑の筋が付いた蓋のようなもの(第1苞穎)は裏側の底(第2苞穎)よりも短くて内部が見えるほどです。内部には小花があります。







アキノエノコログサ 2014 8 i f7


葉の長さは長短ありますが、長いもので30cmでエノコログサの仲間では長いほうです。また葉の幅は1,5cmほどで、ずいぶんと細長い(葉の長さが幅の20倍ほど)です。この葉の長さと幅の比を勝っ手に葉比と呼ぶことにしますけれど、20倍なので葉比20です。

エノコログサはアキノエノコログサほど細長くはなくて、かつ短いです。葉の長さは10cm弱で葉比は10程度ではないかと思います。

なお数値は僕の測定なので確かではないですが、見当として細長いか、太くて短いかの違いは多分間違っていないと思います。間違っていたらごめんなさい

またよく観察しないと分からないことですが、長い葉の途中で葉の表と裏が捩れて(逆転)しています。表が下側に、裏が表側になっています。すべての葉がこういうふうに表裏がひっくり返っているわけではないようですが、この表裏の逆転はイネ科には多い特徴とのことです。
つまりアキノエノコログサでは表裏がはっきりしないのですね。表裏がない。これはとてもいいことですね。ほめ言葉ですからね。




葉舌

アキノエノコログサ 2014 8 j 葉舌 f8

イネ科の場合必ずと言っていいほど、葉舌も載せています。密な毛の並びです。葉の葉鞘の上部にも毛が多いですね。
なぜこんなもの(葉舌)があるのかなぁ???
あるいは葉の下部(葉鞘)は茎に巻きついているのですが、つまり筒状になっているのですが、その中に水とかゴミが入らないように蓋の役になっているのかもしれません(ゆたかの仮説・珍説)。




比較のために。 エノコログサとムラサキエノコログサ

エノコログサとムラサキエノコログサ 2014 9 f9

穂はアキノエノコログサより短く(数cmほど)、また穂が直立あるいは斜めにカーブしていますが、横を向いたり下を向いたりしているのは殆どないと思います。
エノコログサとムラサキエノコログサは同種としても良いようで、ただムラサキエノコログサは刺毛が紫色に色づいている点fで異なっています。





比較のため  オオエノコログサ

オオエノコロ 2014 f10

穂はエノコログサ、ムラサキエノコログサより長くて、アキノエノコログサより短くて、7cmほどですがアキノエノコログサと違って、穂はほぼ直立していて斜めに傾く程度も小さいです。
またこの写真ではわかりませんが、刺毛がやや短く粒粒がはっきりしています。



少し詳しすぎましたでしょうか、欠伸をされている方もおられるようですね。お退屈さまでございました。読んでくださりありがとうございました。
お茶でもいかが?  ( ^-^)o旦~~ どうぞ ♪




豆知識  里帰り
僕が持っている「形とくらしの雑草図鑑」全国農村教育協会のなか(p190)で下のようなことが書いてあります(抜粋)。

 エノコログサの類は在来種とされているが、これがアメリカ大陸に渡り、たくましくなって日本に里帰りしている例があるという。輸入飼料の穀類の中には多くの混入種子があるが、それを分析した資料によると外来種と共に在来種とされている種子も含まれている。



オオニシキソウ


オオニシキソウは去年も撮りましたが今年も撮りましたので見てください。

場所は去年は僕の家の近くの空き地でしたが今年は車で20分ほどの海(太平洋)に近いほうの空き地でした。この辺りは畑一枚分ぐらいの広さの区画がいくつも空き地になっていて雑草が生えています。生えている雑草の様子が草刈とか除草剤などでやや不自然な感じがしましたけど、気のせいかな?

今回のオオニシキソウは7月にアップしたワルナスビがはびこった同じ空き地で見つけました。


オオニシキソウ(大錦草)   トウダイグサ科   在来種

オオニシキソウ 2014 9 a 群生

この写真では少し分かりにくいですけど、地面を這うのではなくて、斜め上に立ち上がって(斜上して)います。高さは20,30cmです。





少し近づいて

オオニシキソウ 2014 9 b 中景






さらに近づいて

オオニシキソウ 2014 9 c 近景 

実はリンゴようです。ただし大きさは2mmほどです。花は1mmほどでしょうか、もう少し大きいかな。





さらにアップして

オオニシキソウ 2014 9 4 d アップ

4枚の花びらに見えるのは蜜を出す腺体の一部(付属物)が花弁状に変化したものです。役割は花弁と同じで虫たちにアピールして呼び寄せるためのものです。4つの腺体からは蜜が出ますが、おそらく午前中に出すものと思われます。撮影は午後でしたから虫がほとんど来ていませんでした。

一つの花に見えるのはじつは花の集合体で、4つの腺体の内側にいくつかの雄花と一つの雌花が集まっているのですが、雄花は雄しべだけ雌花は雌しべだけに退化してしまっているのだそうです。結局全体(花序)として一般の花一つと同様なものとなっています。
また花は雌しべが優勢な時期(段階)と雌しべがしぼんで雄しべが優勢な時期(段階)と変化していくようなのですが、いくら細かくルーペなどで調べてもその変化を把握できなかったです。ただなんとなく雌しべっぽいのがあるなぁ、という程度ですね^^;。
上のほうに一つ白い雌しべがロウソクのようで、さらにそのロウソクの上部に焦げた芯のようなものも見えています。

科名のトウダイグサ科の「とうだい」とは灯明台ともいう昔の明りの一種で、海岸に建てられる灯台とは違います。

実にもまだ完全にはしおれていない雌しべが残っていてリンゴの、あれはなんと言うのかなぁ、柄?、植物学上では果梗と呼ばれる部分のようになっています。

この複雑な花(花序)の構造について詳しく知りたい方は↓のサイトの記事を読んでください。
  こちら



乳液

オオニシキソウ 2014 9 e 乳液

茎を折ったりや葉を取ると白い乳液が出てきます。↑の写真では2枚の葉を取ったときに出てきて乳液が写ってます。この乳液、じつは有毒で要注意だそうです。お肌の手入れにいいのではといって顔に塗らないでね。植物は十分に気をつけたほうがいいでしょうね。





野草  珍しいなぁ


今日は野草をアップです。いつもは雑草を撮ることが多いので、このブログは「雑草ブログ」ではないかという印象を持たれている方がおられるのではないかと思いますが、けっしてそうではありません、誤解です(泣きながら)。
種々の事情により結果として雑草のアップが多いのです。本当は野草を撮りたいのです(←気持ちを込めて訴えている)。
しかし雑草もいいなぁ・・・(どっちやねん┐(-。ー;)┌)

近くの小高い丘の公園に行ったときに野草らしい野草を撮ることができました(おぉ~、やったじゃん)。

ノシラン(熨斗蘭)   ユリ科    在来種

ノシラン 2014 8 30 a

花茎が直立せず少し斜めに倒れかかっていましたし、白い花でまるでギンリョウソウのような寄生種のようで暗い林内で見たときには最初少しばかり気味が悪かったです。
この丘は自然林のような林にもなっていて、林内で数本咲いているのを見かけました。
ノシランの「ノシ」の意味ははっきりしません。「のし袋やのし紙に葉の形が似ていることから付いた」という説明はなんとなく分かりやすそうで分からない。熨斗の形に似ていないのではないかと思うからです。また「ラン」となっているのですが、蘭の仲間ではなくてユリの仲間です。葉が蘭の葉に似ているからだそうで、これはなんとなく分かります。

秋にはきれいな青い実がなるそうです。ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)は同じ仲間だそうです。





ヤブラン(藪蘭)   ユリ科   在来種

ヤブラン 2014 8 30 a

この花茎一本だけしか見かけませんでした。↑のノシランの近くにありました。ノシランと違って色とかがきれいです。ランとなってますがやはりラン科ではなくてユリ科です。ランに似た細長い葉なので「ラン」となったようです。
秋には実がつやのある黒色になるそうです。






タンキリマメ(痰切り豆)   マメ科   在来種

タンキリマメ 2014 8 30 d

タンキリアメ(痰切り飴)というのが売られていますが、関係ありません^^;。 しかしタンキリマメの種子に薬効はあるそうです(俗説?)。
マメ科の花としても少しばかり形が変わっていて面白いです。




もう一枚

タンキリマメ 2014 8 30 c

シベがはっきり写ってますけど、雄しべなのか雌しべなのかよく分かりません。
このように一ところに花が多くついているのがタンキリマメの特徴のようです。
ややこしいことには良く似た花でトキリマメというのがあるのだそうです。ただ葉の形に相違点があるようで、これはタンキリマメだと判断しました。




果実(豆果)

タンキリマメ 2014 8 30 b

実が二つ入っています。秋には莢が赤くなり中の実は黒くなるそうです。



以上3つの野草でした。3つとも在来種でした。雑草は帰化植物が多いのですが、在来種と聞くとなんとなくホッとするような・・・。


シマスズメノヒエ    ひぇ~


これも去年アップしましたのでおさらい的ですが去年にはない画像もあります。また少々美しくない画像もありますので、苦手な方はパスしてくださいね。

シマスズメノヒエ(島雀の稗)   イネ科   帰化植物  南米原産   日本には1915年ごろ渡来 各地に拡がる

シマスズメノヒエ 2014 9 4 k 姿 

車道と歩道のわずかの隙間に群がって生えていました。





花序 

シマスズメノヒエ 2014 9 4 e

3本の枝をほぼ水平に出しています。4、5本のもあるようですが。
なにやら虫のようなものがたくさん・・・




花序の一部

シマスズメノヒエ 2014 9 4 g

虫のように見えるのは、虫ではなくて、黒紫色の柱頭(ブラシ状)と白い縁取りのある管のようなものが葯です。この写真は色がくすんでしまってますが、葯はチョコレートのようなきれいな色です。黒紫色の柱頭と葯はシマスズメノヒエと特徴です。白い糸状のものは葯をぶら下げている花糸です。また細かい毛がたくさん生えています。
小穂(小花)は腹側(下側)に3列ほど並んでいますので、観察のため仰向けにして撮りました。

なおシマスズメノヒエに似たスズメノヒエの葯は黄緑色だそうで、異なっています。





あれ? これはもしかして?

シマスズメノヒエ 2014 9 4 h アムラムシ

じつはこの写真には柱頭とアブラムシが写っているんです。茶色の丸っこいのアブラムシです(だと思います)。やっぱり虫がいたんだよぉ。ヒェ~( ̄д ̄) 。
アブラムシは茎の汁を吸っているものと思われます。

基部の長い毛もシマスズメノヒエの特徴です。




これは? もしかして? その2

シマスズメノヒエ 2014 9 2 b

なんという昆虫か知りませんけど、多分果実を食べに来ているのではないかと思います。あるいはアブラムシを食べに来ているのかも。
この株は別のところ(川沿い)で背景は川面です。




葉舌

シマスズメノヒエ 2014 9 8 l 葉舌


室内でカラーボードを背景に葉舌を撮りました。少しわかりにくいですが半透明の膜状で、上のほうが3角形状です。
葉鞘(葉の下半分で茎に巻きついている部分の上部にも長い毛が生えています。


名前の「シマ」は日本で最初に帰化が確認されたのが小笠原諸島だったのでという説明がありますけれど。





ヒメモロコシ


ヒメモロコシは去年もアップしましたが、生えているところが異なります。去年は公的施設の駐車場のわずかな空き地(元花壇?)で見たのですが、そこでは今年はかなり徹底的な草刈によって、さすがのヒメモロコシも育たなかったようです。
今年は川沿いのフェンス脇で見かけました。去年は生えてなかったところです。ここも草刈が行われていますが多分1回だけだったようで生き延びることができたようです。

ヒメモロコシ(姫蜀黍)    別名 ノギナシセイバンモロコシ(芒無し西蕃蜀黍) イネ科    
                       帰化植物  地中海沿岸原産  世界中に帰化  日本では戦後広まる

ヒメモロコシ 2014 8 a





花序が大きいです

ヒメモロコシ 2014 8 13 f 花序 a

円錐形で片方にしなだれることなく、なんとなく姿・形が立派ではないかと・・・。
葉の中央の白い筋(主脈)が特徴的です。





花序の一部  柱頭と葯

ヒメモロコシ 2014 8 13 h 葯 柱頭

柱頭(ブラシ状)は少し黄褐色気味ですが白っぽいです。葯(拍子木状)は黄緑色がはっきりしています。
去年のヒメモロコシは柱頭が赤紫できれいでしたが。
芒のあるのはセイバンモロコシで、ヒメモロコシには芒がありません。セイバンモロコシは7月10日にアップしています。




葉舌

ヒメモロコシ 2014 8 22 j 葉舌 a

細かいたくさんの毛が葉舌です。


セイバンモロコシも芒のない小穂もあって、芒のあるなしで種を区別しないほうが良いという説もあるようです。芒がないだけで「姫」という名前をもらってヒメモロコシは得をしていますね、ということは去年も書いたっけ^^;






オオフタバムグラ などなど


近くの小さな公園(児童公園?)などで見かけた花たちです。草刈後に生えて花を咲かせています。去年も撮りました。僕にとってはおさらい(?)のようなものです。

オオフタバムグラ(大双葉葎)   アカネ科    帰化植物 北米原産   1920年代に渡来

オオフタバムグラ 2014 8 29 c

葉が細長く花が小さいのが特徴です。葉は1箇所から2枚出ていて名前の「ふたば」に由来です。春に「ヤエムグラ」を撮りましたが、これは葉が1箇所から6~8枚出ているので「八重」という名前が付いています。




近づいて

オオフタバムグラ 2014 8 29 b

長い毛がみえますが、花後に残った萼に付属する毛です。これも特徴の一つです。




もう1枚

オオフタバムグラ 2014 8 29 a

柔らかな感じがする花弁とうす赤い色がかわいいです。小雨が降ったあとなので小さな水滴が付いています。4本雄しべと1本の柱頭が見えていますが、柱頭の先が二つの球状に分かれています。





キツネノマゴ(狐のまご)   キツネノマゴ科    在来種

キツネノマゴ 2014 8 29 a

「マゴ」は孫ではなくて、「ママコナ」が「マゴ」となったのではないかという説(深津正)があります。そういえばママコナの花に少し似ているような。
しかしキツネノマゴの変種の名前に「キツネノヒマゴ」というのもあって、「マゴ」すなわち「孫」という解釈が一般的に拡がっているみたいです。ネットでも「狐の孫」で検索するとたくさんヒットしますし、元の本当の意味はとにかくとおりがいい名前が受け入れられていくのでしょうかね。



近づいて

キツネノマゴ 2014 8 29 c

花は一度にたくさん咲くのではなくて1ないし2個咲くのだそうです。左側にみえるのは蕾が搭状になっているもので、これから咲きます。見えているのは萼とが苞で毛だらけですね。
白い氷の結晶のかけらのようなものは「蜜標」で虫にここに蜜があるよと知らせるサインです。




ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)  ナス科   在来種

ヒヨドリジョウゴ 2014 8 29 a

なぜ「ヒヨドリ」なのか、これも不明です。好んでヒヨドリが食べるからという分かりやすい説明がありますが、実際にヒヨドリが好んで食べるようでもなさそうなのです。実などに「ソラニン」というジャガイモの芽にある毒と同じものが含まれていますので、ヒヨドリも敬遠するのではないでしょうか。
花の形がおもしろいです。突き出しているのは花柱です。雄しべはその花柱に寄り添っています。花弁は後ろに反り返っています。緑色のいくつかの点がアクセントになっています。
秋には赤い実がなって風情を感じます。




アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)   マメ科   帰化植物  北米原産  1920年代に渡来

アレチヌスビトハギ 2014 8 29 a

葉は3枚が一組(3出葉)で一つの葉となっています(複葉)。見た目がややいい形です。
花はさすがに「マメ科」の花です。




近づいて

アレチヌスビトハギ 2014 8 29 b

なんとなく「ミッキーマウス」の顔のような・・・。




果実ができていました

アレチヌスビトハギ 2014 8 29 c 豆果

在来種の「ヌスビトハギ(盗人萩)」は一つの果実に種子が二つですが、アレチヌスビトハギは写真に写っているように3個あるいは4個です。
まだ若い実なので柱頭が残っています。
表面に毛がたくさんありますけれど、この写真では分からないですが先端が鈎型に曲がっていて、動物の毛とか人の服にくっつきます。いわゆる「くっつきむし」ですね。
「盗人」という言葉が入っていますけれど、直接「盗人」とは関係はなくて、くっつき虫のことをどろぼう虫ともいう地方があって、そのせいかもしれなということです。なぜ「どろぼう」なのか、それは泥坊に聞くと分かるかもしれません^^;



オオイヌタデとクサネム


佐鳴湖北公園の傍は造成中の広い空き地があり、空き地・荒地に咲く花を見ることができます。一昨日投稿のタケニグサもそうです。そのほかに今日のアップはオオイヌタデとクサネムです。撮影は8月26日です。
しかしウォーキング用の細い道の両脇に針金とか木の囲いがあって近づくことができず、思うように撮れなかったのですが。

オオイヌタデ(大犬蓼)   タデ科   イヌタデ属

オオイヌタデ 2014 8 26 b

道わきの空き地内に群生していました。道から少し距離があって近寄れませんでした。また周囲はほとんど荒地です。
蓼(ヤナギタテ)は刺身のつまとして食べられる一種の香辛料ですけど、犬蓼(通称赤まんま)は辛味がなく、つまとして使われません。「犬」は食べられない、食べてもまずいという意味です。オオイヌタデはその犬蓼よりも大型の種です。見た目では穂が垂れ下がるので見分けられるようです。
色は白っぽいのが主だそうです。色が赤いときれいなのでしょうけど。
一般にタデ科の仲間は花が一斉にパッと咲かないようです。しかも萼(花弁はない)が開ききることが少ないので粒々の状態を見ることが多いみたいです。




もう少し近づいて

オオイヌタデ 2014 8 26 a

花(実)の粒々が大きくごつごつした感じがあります。







オオイヌタデ 2014 8 26 c

葉の陰になって分かりにくいですが節が二つ見えています。少し膨れているのがオオイヌタデの特徴と言うことだそうで、オオイヌタデだと判断しました。もっと近づけたらよかったのですが。





次はクサネム。ネムの木に似た葉ということでクサネムです。

クサネム(草合歓)  マメ科  クサネム属   在来種

クサネム 2014 8 26 a

オオイヌタデの群生の近くでやはり群生していました。
込み合っていて見ずらいかもしれませんが。実がたくさんなっていて、花も咲いていたのですが、花は分かりにくいですね。
葉が合歓の木の葉に似ています。触ったりすると、また夜には葉が閉じるようです。






クサネム 2014 8 26 c

花はちょっと失敬して摘んで、直射日光のない場所で撮りました。
まさにマメ科の花ですね。少々地味ですが薄いクリーム色に赤っぽい筋があってそれなりにきれいです。





実(豆)

クサネム 2014 8 26 d

これも摘んで、カラーボードを背景に使って撮りました。豆が四角っぽいです。節果というのだそうです。熟するとこの一つ一つの節果が下に落ちるのだそうです。
いじったせいで右側の葉が閉じてしまっています。オジギソウというのも触ると葉が閉じてしかも垂れ下がるようですけど。子供の頃オジギソウに触った記憶がありますが。



豆知識  蓼食う虫も好き好き
むかしから言われていることのようですね。蓼はピリッと辛いようです。
刺身のつまに出てくるようで、見たことはあるような気がしますが味はどうだったはっきりしません。
ある種の虫がこの蓼を好んで食べるけれども他の種は食べない、ということで好き好きだということだそうですね。




プロフィール

ゆたか

Author:ゆたか
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72歳 男 浜松市在住
病身なので更新は時々です。
なお植物の写真を載せていますがとにかく素人なので植物の名前は正確とは言えません。
小説も書くこともあります。
よろしくお願いいたします。

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