スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「新しい生活」   その32

            その32

相談室には小川さんがいた。
「お、いたいた」
「川端さんか。それにお二人も。どうしました?」
「うん、川上さん、女性の方だけど、マイ・ボックスを借りてあげたいんだ」
「いいけど、どうしたの?」
「ビデオ室でご自宅の様子を見てからちょっとね。ちょっとおかしくなったようなんだ」
「そうか、そうだね、それならマイ・ボックスにいたほうがいいかもしれないね」
「手続きしてくれる?」
「川上さんだっけ、あなたのIDカードが必要なんだけど」
川上さんは動作がゆっくりだったけどIDカードをポケットからだして小川さんに差し出した。
「どうも」
小川さんは画面を見ながら器械の挿入口にIDカードを入れて何か入力した。
「どこがいいかな?」
「どこにするかな。遠藤君のマイ・ボックスの近くがいいよね」
「そうですね」
僕が答えた。
「どこなの?」
「建物がF-53でマイ・ボックスが5-17です」
「同じ建物で、そして、5-17の近く。隣はふさがっているから・・・そうだね5-19が空いてるな」
「あ、それがいい。それにしよう。隣の隣だね。ちょうどいいよね。川上さん、どう?」
川端さんが訊いた。
川上さんは聞いていなかったのか、何も返事をしない。
「川上さん」
僕がちょっと大きな声で川上さんに呼びかけた。
「え?」
川上さんは少し驚いたように僕を見た。
「マイ・ボックスは僕の隣の隣でいいですか」
川上さんはかすかに頷いてくれた。
「では5-19でお願いします」
僕は小川さんにお願いした。
「じゃ、決まりだね」
小川さんは何項目かを入力してからIIDカードを取り出して川上さんに戻した。
「はい、これ。なくさないようにしてくださいよ」
川上さんはまたかすかに頷いた。頷いてくれるだけでもほっとする。
「どうもありがとうございました」
川端さんと僕は小川さんにお礼を言って相談室を出てマイ・ボックスに向かった。川上さんは相変わらずゆっくりとしか歩かないけれど、でもさっき相談室に来る時よりは歩き方がしっかりしてきたようだ。

           つづく
スポンサーサイト

カラスウリ  俳句

カラスウリの句が今頃頭に浮んできましたので載せます。

    茫(ぼう)として 夕闇に浮ぶ カラスウリ       ゆたか

下手なのに載せるんですね、ゆたかは。ただ情景を詠んだだけで何も俳句として工夫がありません^^;
他の方の画像にはときどき自分でも不思議に思うぐらい句ができていましたけど、久しぶりに自分の画像に関係して句ができたので、ちょっとだけうれしいです。

クロウリハムシ

かぜくささんに虫の名前を教えていただきました。どうもありがとうございました。
この虫には以前どこかで会ったことがあるように思っていました。ウリという言葉が含まれているので以前にウリの仲間の植物を撮ったかなぁといろいろ感がていたら、そうだ、アレチウリを撮ったことがあるからそれかもと思い過去のフォルダーを調べたら、いましたぁ! 一昨年でした。そのときは名前がわかってクロウリハムシとしてアップしたいたんです。
それなのにそんなことすっかりぽっかり忘れてましたぁ。ひどいなぁ。情けないなぁ。

今回教えていただいて改めて名前が分かりましたのでそれで新しい記事をアップすることにしました。
昆虫のカテゴリーはとても久しぶりです。

クロウリハムシ   2014年10月10日アップ
アレチウリ 2014 9 16 e 雄花 虫 クロウリハムシ
なんとなくこの虫、可愛いかなぁって載せてました。

しかしかなりの害虫らしいですね。カボチャとかキュウリとかの葉とか花を食するうえにキキョウにも集まってきて大きな害を与えるらしいです。
一匹だけだと可愛いと思えるかもしれないけど、たくさん群がって葉を食べたりしているのを見ると「ゲッ」とくるかも。

もう一度今回カラスウリにいたほうを
カラスウリ 2016 7 23 近所 林縁 a 虫 07


前回のも今回のも共に翅に空が写りこんでいます。

ツルドクダミ

カラスウリが咲いていた場所に近いところでツルドクダミが咲いていました。家から2、3分の近さです。
他の木に絡まってその上で咲いていました。色はすこぉ~し緑がかっていて、たくさん咲いている割には地味です。



ツルドクダミ  タデ科  ツルドクダミ属  つる性  多年草   江戸時代に中国から移入
ツルドクダミ 2016 7 23 近所 林縁 a 20
「ドクダミ」の仲間ではなく、葉がドクダミに似ているからということだけです。花は目立つといえば目立つのですが通常(?)高いところで咲いていますし、色が白っぽいだけで派手さがなく人の興味を誘わないでしょう。植物図鑑的なサイトはたくさんありますが、このツルドクダミを載せているサイトは多くはないようです。
一番最初に見たのは埼玉に在住の頃にやはり別の木の高いところで咲いていたのを見つけたときです。




ズームアップして
ツルドクダミ 2016 7 23 近所 林縁 b
しかし焦点が今ひとつです。このカメラで望遠で撮るとぼやけてしまうのは撮り方が悪いのかどうなのか。
萼が5つですけど、花弁はないらしい。おしべとかめしべはわからないですねぇ。小さい花だから(言い訳)。花自体は何となくイタドリの花の雰囲気に似てなくもないかな。同じタデ科です。



垂れ下がっているところ
ツルドクダミ 2016 7 23 近所 林縁 b 17
左側にあるのはクサギのつぼみです。


今日は画像が少なくてこれで以上です。


カラスウリ

今日はカラスウリ。烏を売りに行くわけでもありません(笑)。「うりうりがうりうりかえるうりのこし」という早口言葉がありますが。冗談は別にして、近くの林縁で咲いているのを見つけました。正確に言えばそのときはカラスウリのつぼみとか昨夜咲いてしぼんだものとを見つけました。夕方から夜にかけて開花します。


カラスウリ  ウリ科  カラスウリ属    帰化植物  原産地 中国    生薬として日本に移入
なぜ「カラス」かというと実が黒いからということらしい。

昼間のつぼみの状態から夜咲くまでを順次撮ってみたのですけれど、どのように撮れたでしょうか。
まずつぼみから
(1)
カラスウリ 2016 7 23 近所 林縁 つぼみ f 012
なんとなく可愛い。これらは小さいのでいずれも明日以降咲くものと思われます。



(2)  今晩咲くと思われるつぼみ
カラスウリ 2016 7 23 近所 林縁 つぼみ c  005
夕方5時半ごろ撮影




(3) 開花開始かな
カラスウリ 2016 7 23 近所 林縁 a つぼみ 虫 07
つぼみの先端が開き始めました。





(4) もう少し開いて
カラスウリ 2016 7 23 近所 林縁 b 開花開始 40
糸のようなものは開花したときのレースとなるものです。




(5) かなりほどけてきましたねぇ
カラスウリ 2016 7 23 近所 林縁 j 開花 
上とは別の花ですが。開花の段階としては進んできてます。



(6) 開花したよぉ。7時半ごろです。
カラスウリ 2016 7 23 近所 林縁 q 開花 4958
レースの糸が細かい部分がぼやけてしまいました。光量不足かな。




(7) そこでフラッシュをたいてみました
カラスウリ 2016 7 23 近所 林縁 r 開花 4615
糸はきれいに写りましたが花自体は白飛びしてしまいました。カメラ用語で「白飛び」と言うんですよね。違ったかな。




さてじつは花を一つだけ家に同行してもらいました。別に署で取り調べるということではなかったのですけど。本当はいくら雑草でも取ってくることは良くないことらしいですね。生態系を乱すとか、希少種なら絶滅を危惧することからなんですが。え~と、もうしませんから大目に見て頂けたらと思います。
(8) アップで
カラスウリ 2016 7 23 近所 林縁 w 開花 4631
カラスウリは雌雄異株で一つの株には雌花だけあるいは雄花だけ咲きます。この花はおしべが見えていますので雄花です。




(9) 一昨年撮った写真。この花は雌花です。別の場所で咲いていたものですけど。
2013 8 12 カラスウリ 016 2
真ん中に3本のめしべが見えます。
これも家に同行をお願いしたものですが快く来ていただきました(ほんとかなぁ?)
レースがきれいに写っています。撮影技術は年々落ちているようで・・・。




(10) 葉はハート型です。
カラスウリ 2016 7 23 近所 林縁 葉 g 007




(11) おまけ
カラスウリ 2016 7 23 近所 林縁 a 虫 07
前の晩の咲いたしおれた花に虫がいました。(3)、(6)、(10)の画像にも写っています。この虫は撮影している間、結局3時間ぐらいかな、ずーぅとこの場所に居続けていました。レーズの糸を食べているようでもあるし、何していたのか?、何という名前なのか?訊きそびれました。
でもこの虫以前にも会ったような気がしますが、いつだったのか・・・。

全体を通じて色調が一定してません。青がかっていたり、白っぽかったり。撮影条件を変えたりしたせいなのでしょうけど。



なぜ夜咲くか? 蛾に受粉の介在を頼っているらしいです。スズメガの仲間のようです。










ヤブガラシとヤブミョウガ

ヤブガラシとヤブミョウガは名前そのものが地味で、花もあまり人の興味をひかないようです。
ヤブガラシとヤブミョウガはある意味で対照的です。ヤブガラシは日の当たる垣根とかフェンスに絡んでいます。一方ヤブミョウガは林床とか林縁などあまり日の当たらない日陰で見ることが多いです。




まずヤブガラシ
ノブドウ 2016 7 23 近所 林縁  d 070
やや暗い画像ですが、曇りの日に撮ったのでこうなりました。



花のアップ
ノブドウ 2016 7 23 近所 林縁 b 057
見ての通り花弁が五枚、おしべが五本、中央に薄い緑色のめしべ。めしべはわかりにくいですね。おしべの元に蜜が溜まっています。
花弁はほぼ午前中で落ちてしまいます。撮影時刻は10時すぎなのでまだ花弁が残っている花があります。
花弁が落ちてしまうのはもう虫の注意を引く役目を終えてしまうからでしょうか。




つぼみと花と若い実
ノブドウ 2016 7 23 近所 林縁 e 57
それぞれの段階を見ることができます。花弁が落ちた段階ではローソク立てのように見える形をしています。子房が膨らんできている段階のものもありますね。




蟻が集蜜中
ノブドウ 2016 7 23 近所 林縁 c 64
蝶なんかでは吸蜜というらしいですが。花弁が落ちた後も蜜は出していて蟻が集蜜しています。やはり蟻は働き者ですね。褒めてあげましょうか。えらいねぇ。
花を撮っていると多くの場合蟻がきています。蝶とかはそうチャンスはないですが。



蜜を吸っています。その様子をアップで。
ノブドウ 2016 7 23 近所 林縁 a 060
もういっぱいに溜まった蜜。他の花弁が落ちた花にも蜜(オレンジ色)が溜まっています。ローソク立ての下のくぼみに溶けたローが溜まっている様子に似ているようですね。

秋には青いきれいな実がなります。しかし食べられないそうです。ブドウとは属が異なります。


お詫び
これまでノブドウとしてきましたが、完全に僕の勘違いでした。ヤブガラシでした。お恥ずかしいです。8月24日






つぎはヤブミョウガ
ヤブミョウガ   ツユクサ科  ヤブミョウガ属
ヤブミョウガ 2016 7 23 近所 林縁 e 42 雌花
ヤブミョウガは両性花と雄性花とが同じ株に咲きます。この写真では殆どが両性花です。めしべが突き出ているのがよくわかります。




つぼみと両性花
ヤブミョウガ 2016 7 23 近所 林縁 f  46 つぼみ 雌花




この株で咲いている花はほとんどが雄性花です。上の写真で見られる突き出ためしべが見受けられません。
ヤブミョウガ 2016 7 23 近所 林縁 b 51
雄性花にもめしべもあるそうなのですが短くて分からないです。




雄性花のアップ
ヤブミョウガ 2016 7 21 近所 林縁 e 4441 雄花
この花は開花中で三枚の花弁のように見えるのは萼で、花弁は巻貝のように丸まっています。やはり三枚です。これから巻きがほどけて普通の花弁の形になります。←この項追記。おしべは六本だそうですが、開花中なのでまだ三本しか見えません。これから伸びてくるものと思います。




つぼみもきれいです
ヤブミョウガ 2016 7 21 近所 林縁 f 4449 つぼみ
この写真ではあまりきれいではないですねぇ^^; 実際はツヤがあって大げさに言えば真珠のように見えます。

以上ヤブミョウガの写真は生えているのが林縁でしかも夕方近く撮りましたので光量が不足気味でした。

秋には青とかのツヤのあるきれいな実になります。青だけでなくいろいろな色が見られてきれいです。←下線部は訂正・追記です。

ユリとハクチョウソウ

近くのドラッグストアの駐車場でユリが咲いていました。矮性というのでしょうか丈が50cmもなかったように思います。色は白とピンクと赤でした。夕方に撮りました。(7月8日撮影)

ユリ 2016 7 8 杏林堂 k 全体
この写真では赤は一つ(左寄り下)だけ、ピンクも分かりずらいですが3つ(右下)ほどしか写ってませんが。
上から見下ろすようにして撮りました。




ユリ 2016 7 8 杏林堂 c 白




白のめしべとおしべ
ユリ 2016 7 8 杏林堂 e 白
6本のおしべの花粉の色がチョコレートのようです。美味しそう? めしべの先端の柱頭が大きく3つの溝があり、さらに細い溝でそれぞれが2つに分かれていて6つに分かれているように見えます。花弁は3枚で外側の3枚の花弁のようなものは萼だそうです。
柱頭は茶色。


突起?
ユリ 2016 7 8 杏林堂 f 白
花弁のもとのほうには突起があります。突起と言うのは的確な表現ではないようですが、どう言ったらいいのかな。
こういう飾りのような突起はシャガにもたくさんあって美しいですけど。




ユリ 2016 7 8 杏林堂 a 赤
柱頭は黒っぽい茶色ですね。



薄いピンク
ユリ 2016 7 8 杏林堂 l ピンク
このピンクの花の柱頭は緑。咲いて間もなくは緑で時間が経つと茶色になるのか、あるいは緑のままなのか。



葯と柱頭の拡大
ユリ 2016 7 8 杏林堂 i 葯 柱頭
緑の柱頭が粒々っぽいですね。そして触ればネバネバしているのかもしれませんが。調べだすといろいろありますが、適当にして(笑)。



次はその駐車場のすぐそばのお宅の道沿いの花壇で咲いていたハクチョウソウです。
ハクチョウソウ(白蝶草、ヤマモモソウ、ガウラ)    アカバナ科  ガウラ属
ガウラ 2016 7 8 杏林堂 b
白い花弁が清楚で涼し気です。




しべが長く繊細です。
ガウラ 2016 7 8 杏林堂 e 4171



柱頭だけを
ガウラ 2016 7 8 杏林堂 c 柱頭
柱頭が4裂しています。花粉が付いているようです。



つぼみと花と
ガウラ 2016 7 8 杏林堂 g 4159 つぼみ 毛
つぼみには毛がたくさん。どうしてこのように毛が多いのでしょうか。それなりの存在理由があるはずなのですが。そういうとこの前アップしたハンゲショウの花茎にもたくさん毛があったですね。




今日も写真が多くて長くなりました。お付き合いどうもありがとうございました。



「新しい生活」   その31

           その31

「僕たちだけで行くんですか」
「そうだよ」
「しかし本人のIDカードが必要なんじゃないでしょうか」
「おぉ、そうだった。気が付かなかったよ。そうだとすると川上さんも連れて行かないといかんなぁ」
「えぇ」
「じゃ、川上さんに分かってもらわなきゃなぁ」
「川上さん、川上さん、分かりますか」
そう呼びかけながら川上さんの肩を軽く叩いた。
するとそれまでほとんど呼びかけに応じなかった川上さんがかすかな声で
「はい」
と頷きながら応えてくれた。
「あ、返事したよね、今」
川端さんが驚いて言った。
僕も驚いた。
「良かった。返事があった」
「よし、もっと話しかけよう」
「川上さん、どうですか、ご気分は」
と大きな声で訊いてみた。
「大丈夫です」
と川上さんが答えた。
「うわぁ、うれしいな。大丈夫だって。僕たちのこと分かりますよね」
「えぇ、分かります」
「あのね、ここではなんだから、マイ・ボックスを借りてそこに移った方がいいんじゃないかと思うんだけど、どうですか?」
「・・・え?マイ・ボックス?」
「そう、マイ・ボックスです。その方が落ち着けると思うけど。どうでしょう」
「・・・う~ん、そうねぇ」
「そのほうがいいよ」
と川端さんも言った。
「・・・」
「行きましょう。ね。立てますか?」
「・・・」
「ほら立ち上がってみてください」
川上さんはゆっくりと立ち上がった。
「おぉ、行けそうじゃないか。たいしたもんだ。しかし足が悪いというわけでもないし、気分が悪いというわけでもないのだからたぶん大丈夫だよ。あとは気持ちだけ。気持ち」
「しかし川上さん、IDカード持ってますよね」
「えぇ。持ってます」
「じゃ、行きましょう。相談室まで」
僕たちは川上さんの歩く様子に注意しながら相談室までゆっくりと歩いて行った。

ノウゼンカズラとローズマリー

ノウゼンカズラとローズマリーの関係は? 全然ありません^^;
ただ近くの空き地のフェンス(金網)に共に絡まっていていっしょに咲いていただけですが、これも何かの縁? 縁と言うほどのものでもないですかね。


まずノウゼンカズラ   ノウゼンカズラ科  ノウゼンカズラ属
ノウゼンカズラ 2016 6 25 近所 g
まだ開花してから時間が経ってないようでおしべの葯が美しい。



もう1枚
ノウゼンカズラ 2016 6 25 近所 f
おしべがムシに食べられてしまっているのでしょうか、形がくずれています。めしべの柱頭が2裂しています。上の花よりも時間が経っていると思います。



花弁が散ってしまった
ノウゼンカズラ 2016 7 13 近所 a
おしべもなくなってくたびれためしべだけが残っています。



子房
ノウゼンカズラ 2016 7 13 近所 b
がくの中を覗くと緑色の子房が見えています。
しかし実にならずにほとんどが茎からどんどん落ちてしまっています。残ったのが実になるでしょうか?




昔湯沢(越後湯沢)に行ったときのノウゼンカズラ
ノウゼンカズラ 2003 7 19 湯沢 a
13年前なんですねぇ。昔の話ですねぇ。





次はローズマリー
シソ科  マンネンロウ属
ローズマリー 2016 7 10 近所 g 枝
ハーブですね。肉料理などに使われるそうですが。

昔(また昔かぁ)サイモンとガーファンクルという二人組の歌い手がいて、ヒット曲をたくさん出していました。そのアルバム(LPの時代です)を買って聴いていたことを思い出します。多くの歌のうちの一つに「スカロボフェア」というのがあります。元はイギリスで昔から歌われていたそうです。
その歌詞にローズマリーが出てくるのです。以下の歌詞はウィキぺディアからの引用です。
Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme,
Remember me to one who lives there,
For she once was a true love of mine.
訳詞
スカーバラの市へ行くのかい?
パセリ、セージ、ローズマリーにタイム、
そこに住むある人によろしく言ってくれ、
彼女はかつての恋人だったから。

    

この「パセリ、セージ、ローズマリー、タイム」は長い歌のなかで繰り返し繰り返し出てくるフレーズです。
懐かしい歌です。なぜハーブの名前が歌詞に使われているのかは不明だそうです。
サイモンとガーファンクルの他のヒット曲は、「サウンド・オブ・サイレンス」、「明日に架ける橋」、「コンドルは飛んで行く」、「いとしのセシリア」などなど。


   

花を正面から
ローズマリー 2016 7 10 近所 d
細長いしべです。おしべが2本、めしべが1本。




横から
ローズマリー 2016 7 10 近所 e
なぜこのように細長くカーブしているのかといいますた、下の花弁にやってきた蜂の背中にちょうど触れるようになっているのだそうですねぇ。おしべが下の位置にあるときにおしべの花粉が背中に着いて、別の花に訪れた際にめしべが下の位置にある場合その花は受粉できるという仕組みです。おしべが下になる期間とめしべが下になる期間がずれていて、うまく受粉できるようになっているというのです。恐ろしいと思うほどの自然の工夫なんですね。すごいですねぇ。



つぼみもきれいです。
ローズマリー 2016 7 10 近所 i 枝先 つぼみ


長い記事をお付き合いくださりありがとうございました。

小さな花の山  2回目

「小さな花の山」を先日アップしましたが、7月6日に再訪して花を撮ってきました。なお今日の写真はほかのもすべて7月6日に撮ったものです。

そのまえに掲示板が新しくなっていたので再掲します。掲示 2016 7 6 小さい花の山 a
とてもいい言葉が書かれていると思います。
特に「人生って一人で走っているんではないと思うんですよ。駅伝ですよね」と書かれていて、花のことだけではない人生を表現していますne





今は咲いていませんが株が植わっているところに立て札がありました。
花の名札 2016 7 6 小さい花の山 a



咲いていた花を。まずフウラン   ラン科  フウラン属
フウラン 2016 7 6 小さい花の山 b
フウランは前回も撮りましたが花が一つで淋しかったのですが今回はたくさん咲いていました。
みな同じ方向を向く習性があるそうです。どういうわけでしょうか。中にはソッポを向いている花があってもよさそうですが(笑)。
見事に白一色です。気品がありますね。細長い湾曲した白い管が垂れ下がるように花の後ろについていますがこれは「距」といって蜜が入っている専用の管です。しかし長いなぁ。中に蜜が入っているそうです。「距」はスミレやツリフネソウにもあります。
しかしどうしてこんなに細くて長いのでしょうか? この中に入っていく虫は何なのでしょうか?これを研究した人がいるのでしょうか?いろいろ考えてしまうなぁ・・・。

調べたら30cmの長い口吻を持つ蛾もいるそうで、このフウランにもそういった長い口吻を持つ蛾がやってきて蜜を吸うのかもしれませんね。長い口吻を持つ蛾がいるはずだと予測した研究者はかのダーウィンだそうで、実際に見つけた人はウォーレスだということです。すごい研究者たちですねぇ。
僕は素人ですので、詳しいことは↓。
  こちら


なお以前仙台在住のおりに撮っていたツリフネソウの写真を載せます。花の右側が距ですね。
ツリフネソウ 2009 9 19 仙台 a 距
2009年9月19日撮影。写真自体はよく撮れてません。そうとうブレてますね^^;。





マンリョウ   サクラソウ科   ヤブコウジ属
ほとんどつぼみですが
マンリョウ 2016 7 6 小さい花の山 c 全体
去年の秋には赤い実を撮ってアップしましたが。



一つだけ咲いていました。
マンリョウ 2016 7 6 小さい花の山 b
真ん中の細いのがめしべ、短くてその周りを囲んでいるのがおしべでしょう。花弁が後方に反ってっています。ヒヨドリジョウゴの花もこういう感じですね。あるはイヌホオズキもそうかな。点々の模様が特徴的です。
一度にたくさんの花が咲くのではなくてあるいは一つづつ順に咲いていくのかも。



今日は写真が多いですが、次はヒメヒオウギズイセンです。  
アヤメ科  ヒオウギズイセン属
ヒメヒオウギズイセン 2016 7 6 小さい花の山 g
左から(下から)右へ(上へ)咲きあがっていきます。一日花です。




花に接近して
ヒメヒオウギズイセン 2016 7 6 小さい花の山 b
しべも美しい。めしべの柱頭は三裂しています。ちょっと分かりにくいですけど。



しべだけを
ヒメヒオウギズイセン 2016 7 6 小さい花の山 e
これが僕のカメラのマクロ撮影の限界で~す。




ミズヒキ     タデ科  イヌタデ属
ミズヒキ 2016 7 6 小さい花の山 d
花弁のように見えるのは萼です。花弁はありません。4枚のうち上3枚は赤く、下1枚は白いので「ミズヒキ」と名がつけられたそうです。
おしべは5本、めしべは1本で先端が2つに分かれているそうですけどこの写真ではわからないです。もっといいカメラならなぁ(慨嘆)




もう一枚
ミズヒキ 2016 7 6 小さい花の山 a
咲いている花のうち左下の花にはムシが入ってるようです。




さらにもう一枚
ミズヒキ 2016 7 6 小さい花の山 b
ここにも蟻が。せっせと蜜を集めに来ているのでしょう。花の大きさと蟻の大きさがほぼ同じように見えます。すっぽりと入り込んでいるようです。
猫が好んで鍋に入っている写真や動画をよく見ます。猫鍋と言っているようですけど、この上の写真の場合は「蟻鍋」かな(笑)。

「新しい生活」   その30

          その30

「君、正気だよね」
川端さんが冗談ぽく話しかけた。
「え、まぁ・・・・」
「彼女は?」
「『集会所のような所』にいますけど」
「ふん。それでビデオ室には行ったんだよね」
「はい。行きました」
「どうだった?」
「えぇ、まぁ・・・」
「彼女は自分の家族の様子を見たんだろ」
「はい」
「見て、その後彼女はどんなこと言ってた?」
「えぇ、まぁ・・・」
「あのね、さっきから『えぇ、まぁ…』としか言ってないよね。どうだったか訊いてるんだよ、もう」
「えぇ、まぁ・・・」
「やれやれ。『えぇ、まぁ…』病にかかってしまったのかね。今はとにかく『集会所のような所』にいるんだね」
「はい、たぶん」
「じゃ、そこにわしを連れて行ってくれる」
「あ、いいですよ。行きますか?」
「行く。行くよ。彼女の様子が気がかりだからね。まったく彼女に付いていったんだろに」
「はぁ、すみません」

「おぉ、いたいた。どこかに行ってしまっているかもとも思ったけどね。よかった」
川端さんが言った。
川上さんは僕がそばで見ていたときと同じ椅子でそのままじっとしていた。目を閉じることなく、またどこを見るでもなく、当然何を考えているのかもまったくわからない。
「川上さん、おい川上さん、大丈夫かい?」
川端さんが呼びかけた。
しかし川上さんは目を川端さんに向けるでもなく、それでもわずかに「うん」と言ったようだった。
「おぉ、反応があったぞ。どう?コーヒーでも飲みにいかない?」
しかし川上さんは返事をせず、虚ろな目もほとんど動かさなかった。
「ここでいてもいいけど、そうだな、マイボックスを借りてあげてそこに移動したほうがいいんじゃなかな」
「あ、そうですね、それがいいです」
「よし、そうしよう。まだここに座っていると思うから、どっかに行ってしまうこともないだろ。申し込みに行こう」
「はい」

          つづく

クリの実  その成長

クリの実の成長を時間を追って見てみました。


5月30日  雄花と雌花    (再掲)
クリ 2016 5 30 d blog 雌花
ほぼ中央右寄りのところに雌花  左斜め上に向かって並んでいるのが雄花
白っぽいめしべの先端の柱頭の下に緑の球形のもの(総苞)があります。短い突起がありますがこれがトゲトゲのイガになるものです。



6月25日
クリ 北公園 20156 6 25 a
白っぽいめしべの柱頭がまだ見ることができます。よく見ると3つあり、このまま成長すると秋にイガのなかに3個のクリの実が熟するでしょう。
イガがだいぶ伸びてしまいました。前回5月30日からほぼ一月も経ってしまいました。2週間後に取ればよかったのですが、間があきすぎました。でもなんとか変化がわかるような程度ですかね。

  


今回 7月8日
クリの実 2016 7 8 北公園 b
よく見るとイガに隠れるようにまだ柱頭がありますね。
イガは緑色していますが形は立派なイガです。本当はもっと緑がきれいだったのですが、霧雨が降っていて色がよく出ていません。



イヌビエ   イネ科

おぉ、イネ科だぁ。久しぶりだね。

カズノコグサとかイグサを見かけた同じ場所でイヌビエを見つけました。わずかの小さい場所ながら湿地という条件にあった植物が当然生えてくるのですねぇ。おもしろいですねぇ。

イヌビエ   イネ科 イヌビエ属
イヌビエ 2016 7 8 北公園 全体 f
ここに写っているのはかなり時期が進んでいるのが多く、花序が白っぽいです。



花序
イヌビエ 2016 7 8 北公園 花序 a-2 650-867
この株は岸(湿地のへり)に近くまだ若い株で花序も緑がきれいです。



花序に近づいて
イヌビエ 2016 7 8 北公園 花序 部分 e
長い芒がある小花もありますが、無いのもあります。



もう1枚
イヌビエ 2016 7 8 北公園 花序 部分 d
花序の枝にも毛がたくさんあるようです。



鞘口
イヌビエ 2016 7 8 北公園 鞘口 b
葉舌がないようです。
「鞘口」!!!、「葉舌」!!!  久しぶりなので忘れかけている用語です。


イヌビエの仲間にはタイヌビエ、ケイヌビエなどもあり区別が難しいらしいです。ここではまとめて総称的に「イヌビエ」として書きました。
イネ科など撮りだすと大変。ほどほどにしないとねぇ。体が持たないです。






「新しい生活」   その29

           その29

玄関での夫と姉の様子を見ていた川上さんはツッと立ち上がるとそのまま黙ってビデオ室を出て行ってしまった。
僕はあわててビデオの電源を切り係の人に声をかけて川上さんの後を追った。
川上さんは建物を出て通りを歩いているけど僕は声をかけられなかった。どこに行くのだろう。そのまま長いこと歩いていた川上さんはふと立ち止まって、目の前の建物に入って3階まで階段を上がり「集会所のような所」に入っていった。空いていた椅子に座ると頭を垂れじっとしてそのまま動かなくなった。
僕もその横の椅子に座ったけれど何もできなかった。横顔を見ても川上さんの表情が髪の毛でよくわからなかった。
だいぶ経ってからふと下を見ると床が濡れている。川上さんが泣いているんだ。涙が床に落ちて小さな水たまりができていたのだ。目から次から次にハラハラと涙がこぼれ落ちていく。声も出さず泣いている。
僕は胸がキュッとなって思わず「川上さん、大丈夫?」と訊いた。
川上さんは何も答えないしそういうそぶりもしなかった。ただただ泣いている。静かにしかし深く悲しんでいた。

僕は川上さんをそのままにしてその場を立ち去ろうと思ったけれども、なかなかそうもいかないと椅子にずっと座っていた。ずいぶんと時間が経ってからようやく川上さんは涙を流すことはしなくなった。でも身じろぎもせず僕の声かけにも応じる様子もないので、このままではどうしようもないなと、立ち上がって「集会所のような所」を出て、通りに出た。僕もどこに行くというあてはないから、やはりあのカフェしかないかなと思って、いつものカフェに向かった。

カフェにはだいたいは見かける川端さんは今日はいなかった。一人でコーヒーを飲みながらどうしたもんだろうかと答えが得られない問いに頭を巡らしていた。

「おぃ・・・、おぃ、遠藤君、遠藤君どうしたんだ。ボーッとして」
と肩を軽く叩かれた。川端さんが横に立っていた。

           つづく

佐鳴湖湖畔の公園にて

佐鳴湖畔の北岸の小さな公園に花が咲いていましたので撮ってみました。

他のブログでも撮っている方が多いので今更という花ですが、まずアガパンサス
アガパンサス 北公園 2016 6 25 d 700
つぼみと花と。つぼみも美しい。



おしべ  その1
アガパンサス 北公園 2016 6 25 g 700
花粉が入っている葯嚢がまだ口を開けてないですね。葯嚢が付いていない1本がめしべではないかと思います。




おしべ  その2
アガパンサス 北公園 2016 6 25 i 700
葯嚢が開いて花粉がいっぱいです。




次はグラジオラス
グラジオラス 2016 6 26 北公園  c 700
グジオラスはごく普通の花ですが黄色と赤の2色が美しいです。
昔、子供の頃の家の庭にはダリアとかグラジオラス、マツバボタン、アサガオといった今ではふつう過ぎてあまり撮影対象にはならない花がさいていました。




シモツケ  バラ科 シモツケ属   落葉低木
シモツケ 北公園 2016 6 25 e 700
この公園の木の柵に沿ってシモツケが植えられています。毎年見ていますが今年は花数が少ないし花序も小さかったです。

 


花をアップで
シモツケ 北公園 2016 6 25 f 700
おしべがたくさんです。30本ぐらいあり、まためしべは5本あるそうです。自分で数えてない^^;





地味な花、トウネズミモチ   モクセイ科 イボタノキ属
トウネズミモチ 2016 6 25 北公園 f 700
実物のほうがずっときれいにみえます。まだつぼみがたくさんあって満開ではありませんが。自論になりますけど、一般的に花はまだつぼみがある段階の7分咲きぐらいがいちばんきれいではないかと思っています。
満開だともう先に咲いた花がくたびれていたりしますしね。つぼみも形などが美しく感じられることが多いです。

花数が多くてしべがたくさんあるようですけど、おしべは2本めしべは1本しかありません。また花弁も小さい。でも花数で勝負!ですね。



ナンキンハゼ ちょっと早すぎかな   マキ科 ナンキンハゼ属
ナンキンハゼ ミツバチ 2016 6 25 北公園 a
開花している花は少なかったですが「いえいえ決して早すぎるということはありません」と蜜を集めているハチがつぶやいてました。脚にはオレンジ色の花粉の団子を付けていました。



さて、最後はハンゲショウ   ドクダミ科 ハンゲショウ属
ハンゲショウ 2016 6 25 北公園 c 700
公園の中の小さな池の水辺でたくさん花を付けていました。前回の「小さな花の山」では鉢植えでしたけど、ここではふつうっぽく水辺で咲いていました。もっとたくさん咲いていたのですが写真はその一部です。白い葉と花穂が対のようになっています。
水に少しだけ写っているのがおわかりでしょうか。



プロフィール

ゆたか

Author:ゆたか
「ゆたかのブログ 2」へようこそ!
72歳 男 浜松市在住
病身なので更新は時々です。
なお植物の写真を載せていますがとにかく素人なので植物の名前は正確とは言えません。
小説も書くこともあります。
よろしくお願いいたします。

訪問者 カウンター

ご訪問ありがとうございます

検索フォーム

ブログ村

人気ブログランキング

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。