あの世の話

今朝のNHKラジオ第1の「ラジオ文芸館」(8時5分~8時45分)の放送は池澤夏樹作「上と下の腕を伸ばして鉛直に連なった猿たち」でした。

内容はあの世に旅立った叔父が既にあの世に逝ってしまっていた姪と再会し二人の思い出話が中心でした。ただ朝8時台の放送でしたので、僕の頭にはまだ靄がかかっていて細かいところとは覚えていません。
この小説は池澤夏樹が書いた単行本「砂浜に座り込んだ船」(短編集)の中に収められた一編です。去年の11月に発売されている新しい本です。ちなみに僕は「新しい生活」を去年の2月から始めています(そんなになるんだなぁ。中断していましたしね)。

「上と下の腕を伸ばして鉛直に連なった猿たち」の設定が僕の書きかけの小説「新しい生活」の設定と似ていなくもありません。
また細かいことですが「新しい生活」ではあの世で暮す人たちが自分たちのいる世界を「ここ」と言っていますが、今日の放送の小説では彼らは今自分たちがいる所(あの世)を「こっち」と言って表現していましたので何となく面白かったです。

「新しい生活」を継続して書き続けようと思った翌日にあの世での叔父と姪との思い出話という内容の「上と下の腕を伸ばして鉛直に連なった猿たち」が放送されたのも何か因縁を感じさせないでもありません。


なおラジオ文芸館では先週は藤沢周平の「女下駄」、そしてさらにその前の先々週は小川洋子の「曲芸と野球」を放送しています。
僕が好きな作家はと聞かれたらまず藤沢周平、そして小川洋子をあげますが、その二人の作品がこの2週続けて放送されたのもまたなにかとても不思議な思いがします。



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