小さな花の山

前回にも書きましたが、 僕の家から自転車で数分のところに「小さな花の山」があります。
Kさんという方がご夫婦で斜面にアジサイなどを世話されて毎年みごとに咲かせておられます。
特定の人のためでもなく、花を愛する人に見てもらうということだと思います。なかなかできないことだと思います。あるいは心無い人がいて花を切って持っていってしまうことがあるのかもしれませんが、そのようなことは話にされておられませんでした。

アジサイのほかには表示に書いてあるように、椿、桜、桃、もみじ、それから表示には書かれてなかったですが、沈丁花、マンリョウ、センリョウ、イカリソウなどなど、ご夫婦が10年以上にわたって面倒を見てきたものです。


アジサイのほかに撮ってきた花をアップします。

センリョウ
センリョウ 2016 6 15 小さい花の山 花 a-1 700
緑のやや細長い球状のコブのようなものがめしべ(子房)でその脇にくっついている黄色(うすいオレンジ色)のやはりコブのようなものがおしべです。とても変わった花です。花弁がありません。
花弁がないのですが自家受粉ではなくて、匂いで虫を呼んで受粉するそうですがはっきりはわかりません。
よく見るとおしべには二つの葯(少しだけ濃いオレンジ色の部分)がありますが、わかりにくですね。めしべの先端(柱頭)は粘液状のものがありますが、蜜かもしれません。
緑色のめしべが秋には赤い実となります。お正月には飾りものの鉢として好まれているようです。
6月15日撮影


もう1枚 センリョウ
センリョウ 小さい花の山 2016 6 22 a-1 700
これは6月22日撮影で、上のものを撮ってから1週間ほど経過しています。
株は別の株の花です。緑色のめしべの先端(柱頭)が褐色に変化しています。もうおしべが落ちてしまっているのがあります。おしべの葯も色が濃くなって分かりやすいです。


ハンゲショウ(半夏生)    ドクダミ科  ハンゲショウ属
ハンゲショウ 小さい花の山 2016 6 22 b 700
これは鉢植えされたものです。そうでなければ大体は水辺で見かける植物です。半夏の頃に咲くので半夏生という名前だそうです。花は花穂にたくさん付きます。葉が白い茎に花穂があって虫に知らせるそうです。この花にも花弁がありません。白い葉がその代役のようです。
こういう白い葉はマタタビにもあります。マタタビの場合は白い葉の影に花があるよと虫に知らせるようです。マタタビは半夏生とい違って里山でよく見かけます。



半夏生の花のアップ
ハンゲショウ 小さい花の山 2016 6 22 a 700
花穂の茎に細かい毛が生えていますが、何故なんでしょうね。何か意味があるのかもしれませんが。
おしべは6,7個あります。柱頭が4裂しています。



フウラン(風蘭)    ラン科 フウラン属
フウラン 小さい花の山 2016 6 25 700 fu-a
ランの仲間でさすがに美しいです。鉢植えです。
知り合いの方からもらったそうです。
予備知識がなく撮り方も上手でないですけど。自生のものは絶滅危惧種だそうです。こういう美しい花は盗られやすいですよね。



アガパンサス  紫君子蘭とも呼ばれる   ヒガンバナ科 アガパンサス属
アガパンサス 小さい花の山 2016 6 25 700 aga-a
おなじみの花。Kさんのお宅の軒下に咲いていました。
秋に咲く彼岸花の仲間だそうで、そういえば花の付き方が似ていなくもないかなと思います。




ホタルブクロ(蛍袋)   キキョウ科 ホタルブクロ属
ホタルブクロ 小さい花の山 2016 6 25 hota-a
アガパンサスの横でたくさん咲いていました。袋というより釣鐘に似ていますよね。花は思ったよりサイズが大きいです。


斜面の上のほうにカンゾウが咲いていましたが僕には撮れませんでした。
他にもあったかもしれませんが今回は以上です。

「小さな花の山」に来ていただき、どうもありがとうございました。


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コメント

Re: No title

> そういえば、フタリシズカやヒトリシズカもセンリョウ科でした。

フタリシズカもヒトリシズカもたぶん花弁がなかったのではと思います。実際に見たことはないのですが、ネットの記事で読んだことがあるように思います。

センリョウの花は一昨年別の場所で偶然撮って調べてみて花弁がないことがわかりました。
僕の写真は偶然が大きな要素となっていて、効率が悪いですが、でもそれがまた面白いです。

No title

センリョウの花は初めてでした!
まったく見る機会が無かったです。
変わった花でぜひ見たくなりました。
時間の経過で、オレンジ色のヤクもよくわかりました。
そういえば、フタリシズカやヒトリシズカもセンリョウ科でした。
これらの花も変わっていましたが、難しそうで、また出会える機会も少なくて、よく観察しませんでした。
こんどはよく見てみたいです。

半夏生の白い葉にも意味があったのですね。

どうもありがとうございました。
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ゆたか

Author:ゆたか
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72歳 男 浜松市在住
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なお植物の写真を載せていますがとにかく素人なので植物の名前は正確とは言えません。
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