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小説 「ちょっとした遠足」    その7

          その7

「篠田君のすぐ後ろは・・・古賀さんか三田さんでどう?」橋本さんが言う。
古賀さんと三田さんが顔を見合わせる。
「どうする」って二人が同じこと言う。
「三田さんがいいよね。三田さん、いいでしょ?」と古賀さんが言う。
「え?うん、まぁ。いいか」三田さんが小さくうなづく。
「じゃ、篠田君、三田さん、それから・・・。篠田君、どう思う?」と橋本さんが言う。
「あとはだね、そうだな。ちょっと考えさせて」メンバー表を見ながら篠田君が言う。
しばらくして「高橋君、古賀さん、正樹、戸川君、そして清ちゃん、橋本さん、ってどうかな」と篠田君が言う。
「なんだか一気に決めちゃったみたいだけど。どうですか?」と篠田君がみんなを見る。
みんなはなんとなくお互いの顔をみて様子うかがいしています。
「いいかなぁ。僕はいいよ」と戸川君。
「私もいいよ、そんなに長い時間歩くわけじゃないし」と古賀さん
「高橋君は?」と橋本さんが高橋君に訊いた。
「ま、いいとするか。特に別条ないな」
「じゃ、決まりだ。よかった。なかなか決まらないかもしれないとも思ってたんだ。もう一度順番を言います。僕、つまり篠田、三田さん、高橋君、古賀さん、正樹、戸川君、清ちゃん、そして最後が橋本さん。帰りのときも同じです。以上」
「OK」
「いいで~す」
パチパチと拍手も出ました。良かったです。
「正樹は列のだいたい真ん中だから僕と橋本さんの補佐役をお願いしたいです」と篠田君が言う。
「補佐役?」
「大した仕事ではないと思うのでよろしくお願いいたします」と篠田君。
「あ、じゃ、ま、いいとするか」と正樹があっさり承諾する。
「これで大事なことは終わったかな」
「もう半分行った気分になったよ」と正樹が言う。
「ほんとね」と橋本さんが応じる。
「天気はどうなのかな」戸川君が誰ともなしに訊く。
「いいそうだよ。しかし少し雲が出てくれたほうが暑くなくていいよね。雨は困るけどさ」篠田君が言った。
「あと何かありませんか?」と橋本さんが言う。
「あのさ、カメラはダメだとなってるけど、誰かが一台だけ持って行かない?歩いているみんなの様子とか、向こうの公園でみんなの写真撮ったりとかさ。デジカメの小さいのでもいいからさ」と戸川君が発言した。
「どうしようか。みんなどうする?」橋本さんがみんなに訊く。
「あってもいいんじゃない」と正樹が言う。
「じゃ誰がカメラマンになる?」と篠田君。
「言い出しっぺの戸川君がいい」と正樹が言う。
「戸川君に頼もうか」と橋本さんが言う。
「うん、いいよ。僕カメラマンになりたかったんだ」
「なんだ、そうなんだ。じゃ、戸川君にカメラを持って行ってもらっていろいろな名場面撮ってもらうことにします」と橋本さんがちょっと茶化すような言い方をした。
「名場面を撮れるかどうかわからないけど、やってみるね」と戸川君が言った。
「暑くて疲れた顔は撮らないでね」と清ちゃんが注文を付けたのでみんなが笑った。

          つづく
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コメント

No title

レスが遅れてしまいました。
子供たちはしっかりしてます。

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憩いの場

着々と準備が進んでおりますね。
楽しい遠足がスナップ写真でまた
思い出づくりになることでしょう。
良い天気なるといいですが・・・・・。
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プロフィール

ゆたか

Author:ゆたか
「ゆたかのブログ 2」へようこそ!
72歳 男 浜松市在住
病身なので更新は時々です。
なお植物の写真を載せていますがとにかく素人なので植物の名前は正確とは言えません。
小説も書くこともあります。
よろしくお願いいたします。

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